大手サードパーティー、すでにApple Watch用SDKでアプリ開発に着手
アップルが近く発表すると見られる、ウェアラブル端末Apple Watch向けアプリの開発が、サードパーティーによってすでに始まっているようです。
9to5Macの報道によると、App StoreでiPhoneやiPad向けアプリを提供している大手ソーシャルネットワークやアプリ開発メーカーの一部に、Apple Watch用SDK(ソフトウェア開発キット)のプレリリース版がすでに配布されている模様です。
9日のイベントでApple Watchアプリが披露される!?
SDKは「つい最近」デベロッパーに配布され、アップルは9日のイベントで、サードパーティーが開発したApple Watchアプリのデモを行う意向だと報じられています。
同社はこれまでにも、基調講演で新しいアプリを披露するため、SDKの初期版を一部デベロッパーに提供しています。たとえば2010年にiPad第1号が発表された際には、ゲームとお絵かきアプリのデモが行われました。またiPhone4sのデュアルコアA5チップ披露のときも、グラフィックを主体としたゲームが実演されています。
Apple Watchは来年初めに発売との見方が強く、その場合デベロッパーには、発売までにアプリを設計、構築、改良する時間が十分にあります。またApple Watch用SDKは、iOS8の拡張性、HealthKit、HomeKit APIと緊密に結びついているとのことです。さらにContinuity、Handoff機能により、iPhoneなどのiOS端末やMacとのコンテンツの連携や共有がスムーズに行われると見られています。
発汗を感知するセンサー、地図機能も
情報筋によりますと、Apple Watchには複数のセンサーが搭載されており、脈拍を計測したり、身体の動きや発汗を感知するものも含まれているそうです。またアップルの新たなモバイル決済プラットフォームに対応する、NFCチップを含むワイヤレスセンサーも搭載している模様です。さらにApple Watchは、地図機能も搭載していると関係者が語っています。
イベントにファッション業界メディア関係者も追加招待していることから、Apple Watchはフィットネス機能、健康管理機能、モバイル決済といった実用的な機能だけでなく、ファッション性も重視した仕上がりになっていると期待されています。
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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