前代未聞のアップル出荷量、中国からの空輸便は全て貸切状態
アップルのiPhone6とApple Watchが9日にも発表すると予想されていますが、アップルは製造拠点のある中国から非常に多くの製品を空輸するための準備を始めた模様だとTechCrunchが伝えています。
他社の出荷にも影響、遅れが発生か
アップルの輸送する新製品の量が非常に多いため、この秋に予定している他社の輸送にも影響が出る模様です。
輸送会社、今年の出荷量は前代未聞、対応に苦慮
空輸に使用するFedExやUPSなどの貨物輸送会社は、アップルがこの秋にリリースするiPhone6をはじめとする新製品の輸送量が「前代未聞の量」となっており、この輸送量に対応するため他の機器メーカーの輸送に遅れが生じることになると懸念を表しています。
とても「重要なクライアント」のため、お断り
既にアップル以外のメーカーは、貨物輸送会社から「とても重要なクライアント」からの予約でいっぱいになっているため、残念ながら指定された納期での輸送はできないと伝えられているようです。
昨年、アップルがどのようにiPhoneを世界中に輸送しているのかをお伝えしていますが、アップルは中国にあるFoxconnやPegatronなどの組み立て工場から、世界中にある配送センターに空輸し、モデルや容量、カラーオプションに合わせてユーザーや店舗に発送を開始します。
輸送会社にとっては大変な時期となりますが、アップルにとってはこのような状況は2012年のiPad3の発表後あたりから、既に恒例となっているようです。
アメリカ向けの出荷は既に始まった模様
iPhone6は9日の発表後、これまでの日程から早ければ19日にも発売されると予想されていますが、MacRumorsによりますとアメリカ向けの輸送は既に開始されたようです。
参照元 : MacRumors
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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