小型飛行機の墜落事故による搭乗者親子を、iPadの位置情報で発見救助

iPad airplane accident
 
米国で小型飛行機の墜落事故により遭難した搭乗者親子が、iPadの発する位置情報をもとに発見・救助されたと米CNNが報告しました。

父親と娘が登場したセスナが、レーダーから消失

ペンシルバニア州ピットストン・タウンシップにあるウィルクス・バレ・スクラントン国際空港を出発したセスナ150が、離陸直後にレーダー上から消えました。
 
同機には、パイロットの58歳の男性と13歳の娘が搭乗していました。
 
レーダーで確認されたセスナ150の最後の位置をもとに、救助隊が捜索を開始しましたが、夕方で雪も降っていたため広範囲の捜索はできず、2人を発見することはできませんでした。

iPadの発する位置情報をもとに、2人の位置を特定

その後、警察がパイロットの妻に連絡を取った際に13歳の娘がiPadを持っていることがわかりました。
 
結果、iPadの発する位置情報をもとに、2人は空港の南東約7マイルの深い森の中で発見されました。
 
CNNは、パイロットである父親と娘は、体を寄せ合って暖を取ろうとしていたと報告しています。
 
 
Source:CNN via AppleInsider
(FT729)

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