2014年8月23日 13時49分
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アップル、ブラジル裁判所に従い問題アプリをApp Storeから削除
ブラジル裁判所の命令に基づき、アップルはApp Storeから人権侵害の可能性があるとされる、ソーシャルネットワークアプリのSecretを削除したようです。
アプリを自主的に削除か?
噂のソーシャルネットワークアプリは、iTunesで検索してもヒットしない状態になっていると報じられています。これはブラジル裁判所が同アプリの禁止を命じる判決を出したことに伴い、アップルが自主的にアプリを削除したものと考えらえます。
この措置についてアップルは正式発表していないため、裁判所の命令に対応したものかどうかといった事実関係について確かめることはできません。
Google、Microsoftも対応に迫られる
アップルとGoogleは、ブラジル裁判所により、Secretをブラジルにおけるそれぞれのオンラインストアでの販売差し止め、そしてインストールされたアプリを削除するように命じられました。さらに、Windows Phone版アプリのCrypticについても同様の対応が必要であるとの命令が下されています。
それと同時に各社には、対象のアプリに関する対応を行うのに10日間の猶予が与えられており、その後にアプリが残っていた場合には1日につき20,000レアルの課徴金が課せられることになっていました。
ソーシャルネットワークアプリのSecretとは、ネットワーク上での匿名性が守られずに人権侵害の可能性があるアプリとしてブラジルの法令に違反しているとされています。
アップルが同アプリをブラックリストに登録したかどうかはわかりませんが、判決に基づき利用停止など何かしらの措置が講ぜられると考えられています。
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA