iPhone6発表イベントの招待状はどうなる?歴代招待状から予想!
iPhone6の発表イベントの開催が迫っています。噂では9月9日が有力となっており、それを否定するような情報も出ていません。おそらく噂通り9日にiPhoneの発表イベントが開催されることになるのでしょう。
9月9日の発表イベントに先立ち、例年その1週間前にメディア関係者向けに「招待状」が発送されます。この招待状はメールで送られ、イラストが添付されるのが通例ですが、過去にどのようなイラストが添付されてきたのか振り返ってみます。
iPhone4s発表イベントの招待状
「4日火曜日、10時からクパティーノのApple本社でiPhoneの新モデルについての発表会を実施」とイラストから読み取れるものになっています。iPhoneのアプリのアイコンをうまく使って場所、日付、時間、内容を表現しています。
iPad(3rd)発表イベントの招待状
これもiPadのアイコンから「7日にKeynoteを実施」と読み取れるものでした。また、この写真のiPadの画面が高解像度であることがわかり、iPad(3rd)がRetinaディスプレイに対応することを予告していました。
iPhone5発表イベントの招待状
招待状にはこのイラストが添付され、12日に「5」が発表されることを示唆するものとなっていました。そしてこのイラストの「2」の部分の影が横長で、ツートンカラーになるiPhone5のデザインを暗示していました。
明示しないものの、リーク情報などを考慮すれば発表内容が予想できるイラストでした。
しかしここからイラストの方針が変わります。
iPad mini発表イベントの招待状
招待状にはAppleのロゴと抽象的なレインボーカラーのイラストが描かれているだけでした。文章で「a little」とあり、この一文がiPad miniの発表をほのめかす程度です。
iPhone5s/5cの発表イベントの招待状
iPhone5s/5cの発表イベントの招待状でもiPad miniの時と同じく、レインボーカラーの抽象的なデザインになっています。イラストから「カラーバリエーションの増加」を予想する人もいましたが、紫やオレンジのiPhoneは発売されず、単にレインボーカラーをデザインしていただけでした。
敢えて言えば「This should brighten everyone’s day」からカラーバリエーションが示唆されている程度でした。
レインボーカラーとiPhone6のイベント招待状予想
招待状イラストの方針変更にはティム・クックCEOの考えが影響していると思われます。クック氏は人間の多様性に関して大きな関心を払っており、Appleの製品や企業風土をより多様性に富んだものにしようとしています。
その多様性の尊重を象徴するのがレインボーカラーです。これを多くの人が注目するイベントの招待状に織り込むことで、Appleは企業としての姿勢を鮮明にしているのしょう。
そのことからiPhone6の発表イベントでもレインボーカラーのデザインを取り入れた招待状になると予想しています。そしてそこに添えられる短い文章からiPhone6の姿を想像することになりそうです。
参照元: Apple
執 筆: KAZ