アップル、次期iOS8の最新版を携帯電話パートナーに配布
この秋に一般に公開されるMac用基本ソフトのOS X Yosemiteのプレリリースバージョンが公開されていますが、今週iPhoneなどのiOS機器向けの基本ソフトであるiOS8の最新のベータバージョンiOS8 beta 6がパートナーである携帯電話会社にテスト用として配布された模様です。
ゴールデンマスターに近いバージョン
今回配布された最新のベータバージョンiOS8 beta 6はゴールデンマスター版のリリースに非常に近いため、通常とは違い開発者向けには配布されなかった模様です。ゴールデンマスター版とは一般公開に近い最終バージョンのソフトウエアを指しています。
アップルは今回配布したiOS8 beta 6の使用期限を9月5日としており、次期iPhone6の発表が予想されている9月9日のメディア向けイベントの数日前に設定しています。
次期iOS8は6月にWWDC(世界開発者会議)で発表されてから、これまでに5つのベータバージョンが開発者に配布されています。
iCloudの同期やContinuityなどの不具合に対応済み
今回配布されたiOS8 beta 6では既にSafariブラウザーでYouTubeが正常に機能しないなどの不具合が発生している模様ですが、更新履歴によりますとiCloudの同期やマップアプリでの過剰なデータ処理など多くの不具合を修正しています。また、Mac用のOS X Yosemiteとの連携を可能とするContinuity機能での不具合も修正されています。
一般向けには9月17日に公開
これまでのアップルのスケジュールから、iOS8のゴールデンマスター版は開発者向けにiPhone6が発表される9月9日に配布される模様です。一般向けには、昨年iPhone5sが発売される2日前にiOS7が公開されましたので、今年も同じスケジュールであれば、iPhone6の発売日9月19日の2日前、9月17日にiOS8が公開されると予想できます。
参照元 : Apple Insider
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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