伝えられたiPhone6のメモリー容量は1GBではないかも?
中国WeiboのGeekBarにより次期iPhone6ではNFCが搭載され、搭載するメモリ容量は1GBで現在のiPhone5sと同じ容量と確認できたと報じられています。しかし、GeekBarは画像にある回路図上部の1GBとある記述を根拠に報じているようですが、この回路図はNANDフラッシュコンポーネント用のものであり、SoC用のメモリRAMではないことが判明しました。

メモリ設計者がコメント
SoCメモリの設計者であるTodd DeRego氏によりますと、公開された回路図だけではDRAMのインターフェイスの詳細がわからないと述べるとともに、回路図にあるAP_TO_NANDという文字列はNANDがリンクするアプリケーションプロセッサーを示しており、起動する際にファームウェアを保存することを表しているが、iPhoneのメインメモリを意味しているわけではないとコメントしています。
今回流出した回路図からは残念ながらiPhone6のメモリ容量が1GBであると結論付けることはできないようですが、GeekBarが同じく指摘したNFCの搭載については否定するものではありません。
流出した回路図とiPhoneの関連性に疑問
ただし、NFCの回路図についてはPN65Vという製品ナンバーがはっきりと読み取れ、多くのスマートフォンメーカーにPN65というNFCチップを供給しているNXPの関連する製品ではないかと考えられますが、この回路図がアップルや次期iPhone、Foxconnとの関連を証明するものは残念ながらありません。
iPhone6の本体メモリ容量が予想できるようなリーク情報は残念ながらありませんが、高速化した次期A8プロセッサーが搭載されるといわれていますし、従来よりも多くのメモリが搭載された方がさらなる処理速度のアップが見込まれています。
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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