iPhone6のメモリ容量は1GBでiPhone5sと同じ!?
iPhone6のものとされる回路図が流出した模様です。メモリ容量は1GBで、これが事実であればiPhone5s/5c/5と同等となります。数値上のスペックはAndroidのハイスペック機種に見劣りしますが、アップルがiOS8との最適化で総合性能をどう引き上げるか、注目したいところです。
iPhone6のメモリが1GBであることを示す図面が流出
中国のアップル製品修理会社で、最近も「iPhone6へのNFC搭載が確定」との情報をリークしたGeekBarが、iPhone6の回路図とされる図面を公開しました。
図面ではメモリ(RAM)容量は1GBとされており、これが事実であれば、2012年発売のiPhone5、2013年発売のiPhone5s/5cと同等のメモリ容量となります。なお、このメモリ容量が4.7インチ版と5.5インチ版に共通のものかどうかは不明です。
NowhereElseが7月に公開したiPhone6の噂が実現される可能性を示したインフォグラフィックでは、「現行の1GBより大きなRAM容量」の実現可能性は80%と予測されています。
iPhone6はスペック競争ではなくiOS8との総合性能で勝負か
iPhone6のメモリが1GBだとすると、Android陣営のGalaxy S5やHTC One M8といったハイスペック端末が2GBのメモリを搭載しているのと比べて見劣りする印象があります。
アップルは、iPhoneシリーズのカメラ画素数をiPhone4s以降800万画素のまま据え置きつつ、画像処理能力やセンサー性能の向上などで画質を引き上げるなど、数字の上でのスペック競争よりもユーザーに優れた利用体験を提供することに重きを置いてきました。
カタログ上のスペック値よりも、ハードウェアとiOS8のチューニングにより最適化をはかり、総合的な処理速度の向上を実現する技術がiPhone6でも発揮されることが考えられます。
iPhone6に搭載されるA8チップは、A7チップと同様のデュアルコアながら、動作周波数がA7の1.3GHzから2.0GHz以上に引き上げられるとの情報もあります。処理速度とバッテリー容量と本体の薄さはトレードオフの関係にありますが、9月9日の発表が見込まれるiPhone6ではどう解決されるのでしょうか。
参照元:GeekBar(weibo)、MacRumors
執 筆:hato
iPhone Mania編集部
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