2014年8月12日 10時54分
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アップル、次期iPhone6ではTrue Toneフラッシュを円形に、カメラ機能を強化
ここ数カ月のうちに公開された次期iPhone6のものと思われる、多くの図面やモックアップ、背面のシェルケースはリアカメラの横に搭載されるLEDフラッシュが丸い形になっています。アップルは薬のカプセルのような楕円形の「True Tone」と呼ばれるデュアルLEDフラッシュをiPhone5sで採用しましたが、どうやらiPhone6ではこれを変更するようです。
円形のTrue Toneフラッシュを新たに開発
フランスのサイトNowhereelse.frがiPhone6と思われる多くのパーツの画像を公開していますが、この中の画像からアップルが新しく円形のTrue Toneフラッシュを開発したことが分かります。パーツは白色と琥珀色のLEDがひとつの丸いフラッシュコンポーネントに収められています。
この円形のフラッシュモジュールは電源ボタン、ロジックボードコネクター、マイク、そしてTrue Toneフラッシュが一つのフレックスケーブルに統合されています。このケーブルの画像は以前にもリークされていましたが、その際にはフラッシュの部分が見えなくなっていたため、分かりませんでした。
iPhone5sでTrue Toneフラッシュを採用、今回は更にアップデート

iPhone 5s flash module identified in iFixit teardown analysis.
アップルはこれまでのiPhoneには白色だけのフラッシュモジュールを搭載していましたが、昨年iPhone5sで白色と琥珀色のLEDを搭載したデュアルLEDのTrue Toneフラッシュを新しく採用しました。このTrue Toneフラッシュでは、ホワイトバランスの改善と1,000以上の違った色温度をサポートしています。
手ブレ補正機能の機能アップも同時に
円形のフラッシュモジュールのほかにも、iPhone6では写真撮影の機能を強化しているようで、光学式の手ブレ補正機能を新しく採用するか、あるいはソフトウェアベースの手ブレ補正機能をアップデートすると予想されています。また、iPhone6では本体が薄くなるため、解像度が向上したリアカメラを搭載した場合には現在のiPod touchのようにカメラ部分が突起した形状になるのではないかと考えられています。
参照元 : MacRumors
執 筆 : リンゴバックス