スマートフォンで利益を得ているのはAppleとSamsungのみ――最新調査
カナダの投資銀行の最新調査データから、スマートフォンで利益を上げている大手メーカーはAppleとSamsungだけという実態が明らかになりました。
他メーカーの利益はゼロ?
カナダの投資銀行Canaccord Genuityの最新データによれば、2014年第2四半期のスマートフォンメーカーの営業利益をもとにしたシェアでは、なんとAppleとSamsungをあわせた数字は108%となっています。
つまりグラフに載っている3位以下のメーカー、Nokia、Blackberry、Motorola、HTCの利益をすべて足しても、マイナスにしかならないという意味です。これはよくても利益なし、悪ければ売れば売るほど損失が出てしまう現実を示しています。
Appleのスマホといえば当然iPhoneですが、2010年第1四半期以来、どのメーカーもiPhoneに匹敵する利益を上げられる端末を、開発できていないことがわかります。
勝ち組はAppleだけになるかも知れない現実
しかし中国市場ではXiaomi(小米科技)が市場シェア首位となり、インドではMicromaxが首位に立つなど、Samsungはこれまで各市場で守ってきたトップの座を、現地の地元メーカーに明け渡しています。
多くのアナリストは、Samsungのスマホ事業について今後も厳しい展望を予測しており、利益の面では、今秋iPhone6をリリースすると期待される、Appleのひとり勝ちになる可能性が高まっています。
参照元: Cult of Mac
執 筆: lunatic
iPhone Mania編集部
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