iOS7の発表前にかかわらず、現行iOSは順調に配信中
iOS7のGolden Masterの発表直前ですが、携帯端末用のオペレーティングシステムであるAppleのiOSの現行バージョンであり、iPhoneとiPadで主に現在使われているiOS6の配信は、6月から安定して配信されています。
インターネット企業のChitikaの最新の統計情報によると、Appleの最新バージョンのOSであるiOS6は、現在北アメリカで、iPhoneの92%、iPadの82%で稼働しています。そして前のバージョンであるiOS5は、iPhoneの5%、iPadの14%程度となっています。
その情報とともに、Chitikaは、8月15日から8月21日までの間、Chitikaの広告ネットワークの中でiOS上の広告を見たのは、1000万人にのぼると分析しています。
その数字は、6月時点の統計情報と比べて若干下がったものの、今後発表予定のiOS7のbetaバージョンの登場で、少なくとも下げ止まると考えられます。
報告によると、iPhoneとiPadの間のiOS6の利用格差は、オペレーテイングシステムの特徴によるものだと分析しています。つまり、携帯電話上で通話するFaceTimeのような携帯志向の機能であったり、GPS機能の搭載の有無によるものです。Chitikaは、タブレットの多くはWi-Fiネットワーク上で使用され、iPad所有者の多くは、携帯通話に関する先進的な技術をあまり必要としないのだろうと分析しています。
Appleは、次世代iPhoneにiOS7をプレインストールして出荷すると考えられ、同時にiPhone4、iPhone4S、iPhone5向けにも公開すると考えられます。
Appleは、9月10日にiPhone5SとiPhone5Cを発表することが期待されており、それと同時に新型iPhoneの発売日とiOS7の公開日が明らかになるでしょう。iPhoneとiPadの利用形態の違いから導かれる、iPadのiOSの更新遅れに関するChitikaの分析は的を射ている気がします。
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA
iPhone Mania編集部
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