OPPOグループ、2021年4月と5月に世界第2位のスマートフォン出荷台数を記録

OPPOのスマートフォン
 
中国のスマートフォンブランドであるOPPOグループがシェアを伸ばしています。2021年4月と5月にスマートフォン出荷台数がAppleを抜いて2位になりました。OPPO、realme、OnePlusに分けたブランド戦略が功を奏しています。

Appleを抜いて世界第2位のスマートフォンメーカーに

調査会社のCounterpointによると、OPPOグループのスマートフォン出荷台数は2021年4月と5月にAppleを抜いて世界第2位となりました。
 

 
2021年5月のOPPOグループのシェアは16%で、15%のApple、14%のXiaomiを上回っています。
 
Counterpointのシニアアナリストであるジェーン・パーク氏は、OPPOグループはHuawei以来の中国発の大型ブランドになるかもしれないと述べました。

OPPO、realme、OnePlusに分けたブランド戦略が功を奏す

OPPOグループは以下の3ブランドから成り立っています。
 

  • OPPO: リアル店舗販売で、中位~低価格スマートフォンを扱う
  • realme: オンライン販売で、低価格スマートフォンを扱う
  • OnePlus: 高級スマートフォンを扱う

 
各ブランドが個別に、それぞれの地域でブランド認知度を高めており、この戦略が良い結果をもたらしています。
 

 
たとえば、OnePlusは2021年上半期(1月~6月)にアメリカで428%もの成長を記録しました。

 
 
Source: Counterpoint
(ハウザー)

モバイルバージョンを終了