省電源で位置特定などがもっと簡単に!BLE技術基盤サービスが発表!
株式会社トップゲートは、7月30日、Beacon端末を用いたBluetooth Low Energy(BLE)技術をより普及させる事が可能となるスマートフォンアプリケーション開発会社のためのシステム基盤サービス「BLEDriver(仮称)」を提供する予定を発表しました。
Beacon端末とiPhoneなどのスマートフォンを組み合わせることにより、これまでよりも省電源で位置特定やO2Oが容易になるかもしれません。
Beaconとは?
Beaconとは、地上にある無線局等から発射される電波を様々な電子機器で受信する事により、位置情報をはじめとした様々な情報を取得するための機器及び設備の事を指します。
BLE対応のBeacon端末は非常に小型(数センチ程度)かつBLEの規格により、電池でも1年以上稼働が可能でさらに安価での販売となっているので、個人店舗などにも設置が可能であり、今後の普及が予想されます。
iPhoneにも対応!
iPhoneにはNFCが搭載されずになかなか普及しづらい環境にありました。しかしAppleは2013年6月のWWDCにてiBeaconを発表しました。iBeaconはBLEを使った新技術でiPhone5以降かつiOS7以降の端末で利用出来ます。
これにより店舗などの企業が自由に一般ユーザー、個人と通信が出来る実用的な環境が整いました。
誰がどこにいるのかを把握できる
「BLEDriver(仮称)」では、Beacon端末の設置場所の登録のほか、固有のBeacon端末に対する付加情報の登録、スマートフォンでのBeacon端末との通信、Beacon端末と通信した結果でのスマートフォンの位置情報の提供が可能になります。
これにより、たとえばスーパーマーケットの場合、顧客が店舗の前を歩く際や売り場の近くに来た場合に、商品のお勧めをすることができるようになるほか、従業員がどの場所で働いているかを把握できたり、顧客の行動をヒートマップ化し分析を行うことができるようになります。
同様の作業やサービス導入が広範囲の分野で可能ですので、今後の動向に要注目です!
参照元:株式会社トップゲート
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
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