2014年7月29日 13時24分
読了まで 約 2分1秒
Apple Storeで約3,157万円の商品を騙し取った男、逮捕!原始的だが大胆な手口とは?

Apple Store Brandon
Apple Storeで42回にわたり、合計約31万ドル(約3,157万円)相当の商品を騙し取ったとして、フロリダ州在住の男が逮捕されました。詐欺の手口は原始的といえるものですが、ショップスタッフの心理に付け込んだ大胆なものです。
Apple Storeで42回にわたり合計約3,157万円を詐取
フロリダの地元紙、Tampa Bay Timesの報道によると、逮捕されたのはフロリダ州タンパ在住の24歳の男で、アメリカ16州のApple Storeで42回にわたり、合計30万9,768ドル(約3,157万円)相当の商品を騙し取った容疑で逮捕されました。
男の手口は、以下のようなものです。店頭で偽物のデビットカードで決済を試みます。すると当然、決済端末に警告が出ます。そこで男が銀行に電話し、残高が十分にあることを確認させます。デビットカードの残高が十分にあることを確認したショップスタッフが警告を上書きして強制的に決済を完了させ、男が商品を騙し取ります。
原始的ともいえる手口ですが、顧客が不正なカードを使用していると疑う以前に、スムーズな販売を望むショップスタッフの心理に付け込んだ大胆な犯行といえるでしょう。
Tampa Bay Timesは、この事件を受けた小売店での方針変更の有無について、Apple社広報とフロリダ州ブランドンのApple Storeにコメントを求めていますが、コメントは得られていません。
Apple、世界各国に店舗を展開する上では不正対策も課題に?
Appleは世界各国に数多くのApple Storeを展開していますが、今後は不正を働く招かれざる客への対応も課題となりそうです。
参照元:Tampa Bay Times、Cult of Mac
執 筆:hato