Apple、今秋のiWatch発売、収益急増は確実!?アナリストが予測
Appleが証券取引委員会(SEC)に提出した、2014年4月-6月期のフォーム10-Q(四半期報告書)から、同社がiPhone6に大きな期待をかけているだけでなく、「iWatch」をこの秋発売する可能性が高い、とアナリストが予想を立てています。
オフバランスシートと収益成長率の相関性は97%!!
Morgan Stanleyのアナリスト、Katy Huberty氏は、Appleのオフバランスシート・コミットメント(バランスシートに記載されない資産や負債に関する取引)が、これまでずっと同社の収益成長率と相関関係にあることから、今後数ヶ月以内に「主要製品の発表」があり、大幅な収益増をもたらす可能性が高い、と予測しています。
四半期報告書によれば、4月から6月にかけてのAppleの社外部品および製造への投資は、その前の四半期から22%増の154億ドル(約1兆5,681億ドル)となっていました。また製造機器や装置、広告、通信サービスなどにも、56億ドル(約5,702億ドル)を投じています。
この合計210億ドル(約2兆1,383億ドル)の投資額は、前年同期比で46%増、前の四半期と比べても36%増と、大幅に増えています。Huberty氏によると、4月-6月期でこれほど急激に投資額が伸びたのは、2007年のiPhone第1号機発売以来とのことです。
iPhone6は過去最高の出荷台数となるか
Huberty氏は投資額が増えた理由を2つ挙げています。ひとつは、Appleがこの秋発売するiPhone6の出荷台数を、過去最高の数量にするべく準備しているということです。サプライチェーンなどからリークされた情報によれば、年内に7,000万台から8,000万台の出荷が見込まれる模様です。
2つめは、年内に新たな製品カテゴリーへの参入を予定しているというものです。同氏はこれがiWatchであり、今秋発売される可能性が高いと見ています。
またAppleは4月-6月期に、16億ドル(約1,625億円)という過去最高額となる研究開発費を投じていたことが明らかになっています。同社は6月末時点で、2014年度はすでに43億6,000万ドル(約4,439億円)の研究開発費を費やしていることになります。
参照元: Apple Insider
執 筆: lunatic
iPhone Mania編集部
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