Apple、伝統的黒人大学4校に約5億5,000万円の助成金を提供

Racial Equity and Justice Initiative
 
Appleは現地時間6月17日、伝統的黒人大学(HBCU)の4校に約500万ドル(約5億5,000万円)の助成金「イノベーション・グラント」を提供することを発表しました。

伝統的黒人大学4校に助成金

アラバマA&M大学、ハワード大学、モーガン州立大学、プレイリービューA&M大学の4校が助成金を受け取ることになります。Appleは今年初めに、1億ドル(約104億円)を投じて人種間の平等を実現するための取り組み「Racial Equity and Justice Initiative(REJI)」を実施することを発表しましたが、その資金の一部が今回の助成金に充てられます。
 
助成金は、Appleの取り組み「New Silicon Initiative」の一環として3年間にわたって支給される予定で、ハードウェア技術やチップ設計の分野での活躍を目指す学生を支援することを目的としています。
 
Appleのの​環境・政策・社会イニシアティブ担当の副社長リサ・ジャクソン氏は、声明の中で次のように述べています。
 

HBCUコミュニティには、素晴らしい黒人の才能が集まっており、私たちはこれらの大学と協力して、学生に新たな機会を増やすことができることを嬉しく思っています。私たちは、将来的にシリコンエンジニアリングのような革新的な分野での仕事の需要が高まると確信しており、明日のリーダーとなる学生たちが、変形学習の機会を持てるよう支援したいと考えています。

 
「イノベーション・グラント」には、厳選された奨学金、フェローシップの機会、Appleでのインターシップも含まれており、学生には同社のエンジニアと関わり学ぶ機会も与えられます。
 
 
Source:USA Today via MacRumors
(m7000)

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