iPad、タブレット市場シェア・出荷台数ともに下落するも首位を維持
調査会社International Data Corporation(IDC)が現地時間7月24日に発表した、2014年第2四半期におけるタブレットPC(キーボード着脱式の2-in-1 PCを含む)の出荷台数および市場シェアの中間集計によると、Appleは出荷台数、市場シェアともに数字を落としていることが明らかになりました。
Apple、数字を落とすも首位を維持
2014年第2四半期の世界全体でのタブレット出荷台数は、前年同期比11%増の4,930万台に達しました。2013年に比べるとペースは落ちるものの、2014年も確実にタブレットの出荷台数は伸びるとIDCは見ています。
AppleのiPadは出荷台数1,330万台と、前年同期、また2014年第1四半期と比べても減少したものの、第2四半期も首位を維持しました。第1四半期は好調だったSamsungは、その勢いを維持することができず、市場シェアは第1四半期の22.3%から17.2%へ後退しています。Lenovoは出荷台数240万台、市場シェア4.9%で、ASUSを抜いて3位に躍進しました。
トップ5社以外のシェアが拡大
目立つのは、首位5社以外のタブレットのシェアが拡大していることです。タブレット市場へ参入するPCおよび携帯電話ベンダーが増えるとともに、タブレットをほかの端末とセット販売する戦略が徐々に増加している、とIDCは述べています。
今後はさらにこうした中小ベンダーのシェアが拡大し、タブレット市場は新たな段階へ進んでいくと考えられます。
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参照元: IDC
執 筆: lunatic
iPhone Mania編集部
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