アップル、開発者向けにiOS8、OSX Yosemiteの最新ベータ版を公開
アップルは開発者向けに、この秋に一般にリリースを予定しているiPhoneやiPad用の新しい基本システムiOS8のベータ版、iOS 8 Beta 4と、同じくMac用のOSであるOS X Yosemite Preview 4を公開しました。開発者はインターネット経由でアップデートが可能です。
iOS8では非常に多くの項目に対応
iOS8 Beta 4では基本的なコンポーネントで明らかになっているさまざまな不具合に対応しています。例えば、iOS 8のデバイス上ではiCloudのバックアップデータが正常に復元されないことやFaceTimeがランドスケープモードで正常に動作しないなどの不具合が修正されています。
注目したいのが、iBeaconを利用してiPhoneのロックスクリーンに近くのおすすめアプリを表示する機能が削除されており、今回のバージョンだけなのか、このままこの機能がなくなってしまうのかはっきりしません。また、今回デベロッパーサイトにバグを報告するBug Reporterアプリも同じく削除されています。
そのほか、以下にあげるサービスでも不具合への対応やバグが修正されています。
AVCature、CarPlay、CloudKit、Contacts、Document Providers、Extentions、Family Sharing、iOS file system、Find my Friends、Fonts、Game Center、Handoff、HealthKit、iAd、iCloud Drive、iCloud Keychain、Keyboards、Localization、Messages、Metal and OpenGL、Music、Newsstand、Notification Center、Phone、Photos、Safari、Siri、Springboard、UIKit、Weather、WebKit
OSXでは対応項目は少ない
一方、Mac用の基本システムであるOSX Yosemite Preview 4では、iOS8ほど多くはありませんが不具合とバグの修正が行われています。
アップルは開発者に対してiCloud Driveが以前のベータ版とは同期しなくなることやApertureの古いバージョン(3.5.1以前)が起動しなくなることを通知しています。
そのほか、OSX Yosemite Preview 4の以下にあげるサービスでも不具合への対応やバグが修正されています。
CloudKit、Extensions、Family Sharing、Finder、Handoff、iBooks、iCloud、iPhoto、Markup、Phone Calls、Safari、SMS、developer tools
アップルは、Xcode、Apple Configurator、Apple TVのベータ版も同時にアップデートしています。
参照元 : Apple Insider
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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