2014年7月16日14:24公開
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コーニング製のゴリラガラス、サファイアガラスよりも耐圧性能は優れる
コーニング製のゴリラガラスは、高い透明度と強度から長い間スマートフォンやタブレットのスクリーンパネルに使用されてきました。しかし、アップルが次期iPhone6でサファイアガラスを採用するといわれていることから、これまでゴリラガラスを採用していた携帯電話メーカーがアップルに追随することで、コーニングの売上に影響が及ぶのではないかと思われています。実際、サムスンが将来スマートフォンの旗艦モデルにサファイアガラスを採用するのではないかとの噂も報じられています。
ゴリラガラスとサファイアガラスの耐圧比較テスト
このような状況の中、コーニングはゴリラガラスとサファイアガラスを比較した耐圧テストの動画をウェブサイトで公開しています。1mmの厚さの両者を比較したテストの結果、サファイアガラスよりもゴリラガラスの方が2倍以上の重量に耐えることがわかりました。
今回の動画は一般的なサファイアガラスとの比較と思われ、実際アップルが搭載しようとしているサファイアガラスと同じ品質なのかなど不明な点もあります。
コーニング、ゴリラガラスの優位性を訴えるが
コーニングは以前にもサファイアガラスはコストが10倍違う、重量が1.6倍重くなる、また製造には100倍以上のエネルギーを必要とし環境にも優しくないなどとゴリラガラスの優位性を主張していますが、多くのデメリットをかかえたままアップルがサファイアガラスを採用するとは考えられません。
今秋リリースが予想されている次期iPhone6やiWatchにサファイアガラスは搭載されるのでしょうか。
参照元 : BGR
執 筆 : リンゴバックス
著者情報
iPhone Mania編集部
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