【速報】アップルとIBM、企業向けモバイル端末分野で業務提携!
7月15日、IT業界における巨大企業であるアップルとIBMの2社は、企業顧客向けのモバイル端末分野において新たに業務提携することを発表しました。業務提携の一環として、iPhoneやiPadにおけるアプリやサービスをカスタマイズをして法人顧客に提供していくことが見込まれています。
様々な業界向けのアプリを提供
新たな業務提携の一環として、IBMは、自社のモバイル提供ソリューションであるIBM MobileFirstをiPhoneやiPad向けに拡張してIBM MobileFirst for iOSを提供しました。
IBMでは、様々な業界の需要を取り込んだ100以上の独自iOSアプリを開発するとともに、アップルも企業顧客向けに保証内容を設定したApple Careを導入する予定です。
ビッグデータの活用も視野
アップルのCEO(経営最高責任者)であるTim Cookは今回の業務提携について次のように述べています。
「現在iPhoneとiPadは、Fortune 500の98パーセント以上、Global 500の92パーセント以上の企業で働く人々に利用されるようになりました。そして今回の業務提携において、アップルはIBMの著名なビッグデータ分析をiOSユーザー向けに初めて提供する予定であり、アップルとIBMの挑戦の第一歩となるでしょう。」
提携内容としては、航空業界に特化したアプリについて検討されているようであり、現在既にコックピットにiPadが導入されているところもありますが、IBMのネットワーク技術を駆使して、パイロットに対してより正確な燃料計算機能を提供していくことが考えられているようです。
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA