子どもにいつからスマートフォン持たせる?小中学生のスマホ・タブレット保有状況調査
2014年7月10日、英会話レッスン事業を展開する株式会社GABAは、小学生から中学生の子どもがいる20歳~59歳の男女に対して「小中学生の教育とコミュニケーションに関する保護者調査」を行いました。
小中学生のスマートフォン所持率は約15%
今回の調査結果によると小中学生の中でiPhoneなどのスマートフォンを所持しているのは、全体の約15%という結果となりました。また、年代別に見てみると小学校低学年においては2.4%となっており、中学生においては34.4%と3人に一人が所持しています。タブレット端末に関してはスマートフォンより所持率が低く、小中学生全体の約10%程度の所持率となっています。今回の調査結果から子どもにスマートデバイスを持たせる年齢は”早くて中学生くらいから”という判断の親御さんが多いと考えることができます。
親が子どもにスマートデバイスを持たせたい年齢
親御さんが子どもにスマートデバイスを持ってほしい年代は高校生以降という回答が一番多い結果となりました。逆にいえばほとんどの親御さんが”小学生のうちはスマートデバイスは必要ない”という意見を示しています。タブレット端末に関しては持たせたいと思わないという回答が最も多くなっています。しかし、現在の子どもがスマートデバイスを所持している割合から考えると、親の意向に反して子どもはスマートデバイスに興味を持っているということも考えられるでしょう。
小中学生が利用する連絡系アプリは”LINE”
スマートデバイスを所持する小中学生が一番多く利用するのはメッセージアプリLINEという結果になりました。また、スマートデバイス非所持の場合はメールやメッセージなどの連絡機能のない通話のみの携帯電話を利用しているようです。しかし、最近はLINEアカウント乗っ取りによる被害も増えていますので、子どものメッセージアプリ利用には親御さん管理の元、安全に利用できるよう注意する必要がありますね。
スマートデバイス、勉強に使ってる?
近年学校や学習塾でスバートデバイスやアプリを利用した教育システムが話題となっていますが、今回の調査結果によるとスマートデバイスを勉強に使っている小中学生は全体の27%となっており、4人に1人程度の利用状況であることがわかりました。
現在小中学生の子どもがいる親御さんの幼い時期は当然ながらスマートフォンやタブレット端末などは存在しませんから、安全面を考慮するとついつい否定がちになってしまうこともあるでしょう。一方、勉強でも遊びでもテクノロジーに触れるという経験は子どもの将来に影響する有意義な経験となる可能性もあるため、今後は子どもだけでなく親御さんもインターネットやスマートデバイスに関する正しい知識を身につけていく必要があるのかもしれませんね。
参照元:株式会社GABA
執 筆:chappy
iPhone Mania編集部
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