2014年7月9日13:26公開

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キングジム、iPhone画面をそのまま印刷できるプリンタ「ロルト」を発表

キングジム「ロルト」


 
キングジムは2014年7月8日、iPhoneの画面をそのまま印刷できるプリンター「ロルト」を8月1日から発売すると発表しました。縦長のWebページや地図、Evernoteなどを一枚の紙に印刷することができます。

iPhoneと無線LAN接続、印刷は専用ロール紙

ロルト」とiPhoneは専用アプリを使って無線LANで接続して利用します。無線LANはIEEE802.11b/g/nに対応しており、印刷は専用の感熱ロール紙にモノクロ印刷されます。専用ロール紙は、裏紙をはがしてノートなどに貼り付けることが可能です。
 
キングジム「ロルト」
 
本体価格は16,500円(税別)、専用ロール紙は600円(税別)です。

専用アプリでは手書きメモも可能

専用アプリ「Rolto」は、ブラウザのほか、カメラロール内の画像、マップ、メール、Evernoteのメモなどを印刷可能です。明るさの調整やトリミングのほか、画面上での手書きも可能です。アプリはiOS7以降のiPhone4/4s/5/5c/5s、iPod touch(第5世代)で動作します。
 
キングジム「ロルト」

あえてシンプルなモノクロ感熱紙印刷

情報のデジタル化が進んだとはいえ、共有したり、残しておくには「紙」に頼ることも多いものです。iPhoneからの印刷機能は、アップルの「Air Print」やプリンタメーカー各社が提供する専用アプリで既に実現されていますが、設定や操作が複雑で、やや手軽さに欠ける面もありました。
 
「ロルト」は、あえてモノクロ感熱紙というシンプルな印刷方式をとることで、誰でも気軽に使える点がメリットと言えます。これは、「テプラ」を大ヒットさせたキングジムならではの着眼点でしょう。
 
「ロルト」は、個人のメモのほか、店舗でのクーポン発行サービスなど、ビジネスシーンにおける活用の幅も広そうですね。
 

 
 
参照元:キングジム
執 筆:hato

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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