Foxconnがロボットで次期iPhone6を製造するのは夢物語 - iPhone Mania
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2014年7月8日 19時25分

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Foxconnがロボットで次期iPhone6を製造するのは夢物語

Foxconn


アップルのiPhoneとiPadの製造を担当するFoxconnの売上の48%はアップルによるものだとブルームバーグが明らかにしていますが、Foxconnの会長Terry Gou氏は最近、株主とのミーティングで同グループの売上が低調なことに寛容になるよう述べています。
 
Foxconn's Chairman Terry Gou

Foxconn’s Chairman Terry Gou

Foxconnは今後製造ラインのロボット化に投資

Foxconnはアップルの主要な製造サプライヤーであり、中国で最大の雇用事業主でもあるのですが、Gou氏の目指す10%の利益目標を実現するために、今後製造ラインのロボット化や高付加価値の業務を担当するための投資を行うことを計画しています。
 
この製造ラインのロボット化に投資するという情報から、次期iPhone6の製造がロボット化されると報道されていますが、iPhoneの製造ラインのロボット化はどうやらそう簡単ではなさそうです。

数年前からiPhoneのロボットによる製造をテスト

2013年、Foxconnは既にiPhone5の製造ラインをロボット化するために、Foxbot(Foxconnの製造ロボットの名前)を100台導入しテストをしていたようですが、残念ながらその後Foxbotはさまざまな理由からiPhoneの製造ラインには導入されていません。

次期iPhone6に向け、大量の従業員を採用

Foxconn
 
実際のところ、Gou氏がロボット化の計画を表明してはいるのですが、ロボット化は一向に進んでおらず、Foxconnはこれまでにない規模で次期iPhone6のために従業員を募集しており、次期iPhone6をFoxbotが製造することはあり得ないと考えられます。

iPhoneやiPadの製造工程は非常に複雑、ロボット化は困難

台湾のWant China Timesは、製造ラインのオートメーション化に必要な機器を提供するサプライヤーの話として、Foxconnが製造ラインの人的スタッフをロボットに置き換えることは大きな問題ではないとしながらも、製造ラインをロボット化することは均一の製品を製造する場合、製造原価を下げることには効果があるが、スマートフォンやタブレットのような機器の製造には非常に複雑な工程があるため、ロボット化は現実的ではないと述べていると報じています。
 
実は2013年にFoxconnは「工程の一つ一つは簡単だが、ロボットには意思決定する能力がないため、工程を処理することができない」と今回のWant China Timesの記事と同じような発言をしていました。

株主ミーティングでの発言はロボット化遅れを認める

Gou氏は株主とのミーティングで、Foxconnの事業領域であるOEM製造のような労働集約的産業では会社の成長を維持するのは非常に難しく、Foxconnが今後成長するためには、ビジネスモデルを転換させることが不可欠であり、ここ数年模索を続けているが、転換には時間もかかり、多くの後退を余儀なくされていると述べています。
 
つまり、Gou氏の発言からFoxconnは今後数年間にわたり製造ラインをロボット化する予定ではあるのですが、アップルの次期iPhone6のような同社にとって非常に重要な製品を、すぐさまロボットにより製造することはあり得ないと考えられるのではないでしょうか。
 
 
参照元 : Patently Apple
執 筆 : リンゴバックス

カテゴリ : iPhone6, 最新情報  タグ : , ,

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