2013年9月8日 11時12分
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スマホユーザーが重視するのはブランド?キャリア?端末?
アップルが新しいiPhone5SとiPhone5Cを発表するとメディアでは盛り上がりをみせていますが、一方でマイクロソフトがノキアの携帯電話事業を72億ドルで買収提案、グーグルがモトローラを125億ドルで買収、ベライゾンが1,300億ドルという驚く金額でボーダフォンの45%株式を取得したりと、携帯電話業界では、事業買収が盛んになっています。
ユーザーが最も重視するのは
調査会社のCIRPが興味ある質問をしています。「スマートフォンユーザーが最も重視するのは、携帯電話会社、端末のOS、それともブランド?」
調査は2012年7月から2013年6月までの間にアメリカのスマートフォンユーザー2,000人を対象に行なったもので回答は以下のとおりです。
・85%のユーザーが携帯電話会社を重視、例えばベライゾンやAT&Tなど
・63%のユーザーが端末のOSを重視、例えばiOSやAndroidなど
・41%のユーザーがブランドを重視、例えばサムスンやアップルなど
ただし、アップルは他社とは違い、OSとブランドの両方でカウントされていて、実際のところ携帯電話会社を重視すると答えた85%と同じくらいにポイントは高く、iOSを重視すると答えた人は81%、アップルのブランドを重視すると答えた人は82%と高い顧客ロイヤリティとなっています。一方のAndroidは68%ともう少しのところです。
フォーチュン誌が入手した報告書には、OSメーカーが魅力的な金額でスマートフォンブランドを買収したり、最近のベライゾンの買収も含めて、携帯電話会社の株価に高い評価がついてとしても、携帯電話事業全体を的確に見通す必要があるだろうと述べられていて、スマートフォンメーカーは適切なOSを採用することはもちろんなのだが、ノキアに限っていえばiOSやAndroidよりも契約者の存続率が低い、マイクロソフトのWindows Mobileを選んでしまったのが不幸な結果となったと伝えています。
参照元:Apple 2.0
執 筆:リンゴバックス