2014年6月25日23:08公開 / 2015年5月11日17:31更新
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アップル、iWork for iCloudをバージョンアップ、Mac、iPhone、Webアプリでシームレスな操作が可能に
アップルが提供するオフィス業務に必要なソフトウエアであるiWorkは、MacやiPhoneやiPadなどのiOSデバイスでNumbers、Pages、Keynoteのアプリがそれぞれ利用できますが、iCloud上でWebアプリとしても利用が可能です。Macはもちろん、Windowsユーザーでもブラウザー上から利用が可能となっています。iWork for iCloudとして現在はベータ版ですが、一般のユーザーでも利用できます。
アップルは今週、iWork for iCloudをアップデートし、Mac上のOSX、iPhone上などのiOS、またWebアプリでこれまで統一性のなかった操作性などを改善するとともに、新たな機能も搭載しました。
今回のバージョンアップで、それぞれのアプリのドキュメントの設定を維持するように改善されました。例えば、ズームの倍率や最後に選んだシートやスライド、ガイドの表示/非表示の設定などをiCloudが「記憶」してくれるようになったのです。

さらに、プロジェクトなどで多くのスタッフとコラボレーションを行う場合、共有するドキュメントを操作する時に使用するスクリーンネームを覚えてくれるようになり、操作性が改善されました。また、メニューではキーボードショートカットが表示されるようになったり、挿入した画像を選択しマウスを右クリックすることで、直接マスキングツールにアクセスできるようになったりと細かい点で使い勝手が向上しています。
アップルはこの5月にはiWork for iCloudに最大100名でコラボレーションが可能となる機能と最大1GBのドキュメントをサポートする機能も追加しており、今後もさらなる機能の追加を予定している模様です。
iWork for iCloudは現在のところ、残念ながらメニューなどは英語でしか提供していませんが、ドキュメント内の日本語には対応しています。また、iCloudは今秋には新たにiCloud Driveとして有償オプションでは安価なクラウドサービスを提供する予定となっています。
参照元 : Apple Insider
執 筆 : リンゴバックス
著者情報
iPhone Mania編集部
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