【注意】Apple非公認の充電器・ケーブルでiPhone5のチップが破損!
Apple純正または「Made For iPhone」などのMFi認証でない、低価格の充電器やLightningケーブルを使用していると、iPhone5の「U2 IC チップ」が破損し、充電や起動ができなくなるおそれがあるとイギリスの修理会社mendmyiが警告しています。
非認証の充電器やケーブルでiPhoneの重要部品「U2 IC チップ」が損傷
MacRumorsによると、純正やMFi認証品でない、サードパーティ製の充電器やケーブルの使用がiPhone5のロジックボード上にある「U2 IC チップ」の故障につながっているようだとmendmyiが指摘しています。
「U2 IC チップ」は、バッテリー充電やスリープボタンの操作などを担う重要なパーツで、破損してしまうとケーブルをつないでも充電されないままバッテリーが切れ、そのまま起動しなくなってしまいます。仮にバッテリーを交換しても充電できなければ、再び起動不能になってしまいます。
mendmyiは、サードパーティ製の充電器やケーブルは給電電圧が安定せず、iPhone5の「U2 IC チップ」の破損につながっていると指摘し注意を呼びかけています。
充電器やケーブルは純正品か「Made for iPhone」認証品を!
iPhone5と同様の構造を持つiPhone5cでも同じ現象が確認されています。iPhone5sはiPhone5と異なる「U2 IC チップ」を用いていますが、怪しい非認証品を使うことはチップだけではなく、突然iPhoneが爆破したり、感電による死亡事故を招く原因にもなりますので、すぐに使うのをやめたほうが良いでしょう。今後、充電ケーブル類を購入する際はApple純正品か、「Made For iPhone」などMFi認証品を選びましょう。
怪しい低価格品に注意!たまに使うケーブルも点検を!
Appleはこれまでも純正の充電器やケーブルを使用するよう呼びかけ、2013年秋には非純正の充電器を回収し1,000円で新品の純正品と交換するプログラムも実施しました。これは、サードパーティ製の安価な充電器やケーブルを使用したことによると見られる発火事故や感電死事故を看過できないというAppleの判断によるものです。
ぱっと見では区別がつかないほどApple純正に似せたコピー商品を見分ける方法も公開されています。普段メインで純正品を使っていても、外出時に時々使う充電器が非認証品だと、iPhoneのチップはダメージを受けてしまう可能性もあります。
大切なiPhoneを守り、火災や感電事故を防ぐためにも、使っている充電器やケーブルを点検してみましょう。
参照元:MacRumors
執 筆:hato
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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