米テキサス州セルマの警察が、誘拐された女性の発見にApple Watchが貢献したと評価しています。
Apple Watchから娘に助けを求める
地元ニュースメディアFox San Antonioによると、誘拐された女性は自分が着用していたApple Watchを使って助けを求め、警察は彼女のApple Watchから位置情報を割り出し、発見に成功したとのことです。
2020年12月16日、セルマ警察は少女から「母親が誘拐された」という通報を受けました。母親の叫び声が聞こえた後、姿が見えなくなったと少女は警察に報告しています。
その10分から15分後、女性から娘に「誘拐された」との電話が、Apple Watchからかかってきました。しかし娘が詳細を尋ねようとすると、通話は切れてしまいました。
警察はApple Watchの位置情報を利用して居場所を特定、ホテルの駐車場で車内に放置されていた女性の救出に成功しました。
被害者を荷台に積んだまま発進
事件当時アダルベルト・ロンゴリア容疑者は飲酒をしており、被害者女性に運転を止められたために口論に発展。容疑者は女性にトラックの荷台に乗せてあった女性の荷物を下ろすよう命じました。
女性が荷物をおろそうと荷台に上がったところ、ロンゴリア容疑者は運転席に乗り込み、女性を荷台にのせたまま発進してしまったとのことです。
車を止めるよう懇願する女性を無視、容疑者は車を走らせ続けたばかりか、途中何度か急ブレーキを踏み、女性が荷台に叩きつけられる様子を見て高笑いしていたそうです。
警察が現場に到着したときにはロンゴリア容疑者はすでに車内にいませんでしたが、その後間もなく逮捕されました。
Source:Fox San Antonio via 9to5Mac
(lunatic)