iWatchには有機ELを採用、次期iPhone6の4.7インチモデルではサファイアガラスはなし?
アップルが今秋に次期iPhone6やiWatchなど、いくつかの新製品を発表するといわれていますが、中国のEconomic Dailyはこれらデバイスの最新の情報について伝えています。
iWatchには有機ELディスプレイ(OLED)を採用、価格は349ドル
iWatchについては
・2014年第3四半期終わりにリリースされる
・使用されているコンポーネント、パーツはLargan、Foxconn、Pegatron、Quanta、Inventec、F-TPKなどのサプライヤーから供給される
・現在の試作品のディスプレイでは商品電力に問題があったようだが、既に解決されており、有機ELディスプレイ(OLED)が採用される
・販売価格は349ドル(約35,700円)、初回には1,000万台の出荷が見込まれる
と伝えています。
サファイアガラスの採用は5.5インチモデルのみか
また、次期iPhone6については、
・4.7インチモデルについては現行のゴリラガラスを引き続き採用する
・4.7インチのディスプレイはLG Displayとジャパンディスプレイが製造し、歩留まりの問題などは発生していない
・4.7インチモデルは初回に6,000万台の出荷が見込まれる
・5.5インチモデルにはサファイアガラスのスクリーンが採用される。これはサファイガラスの製造上の問題から歩留まり率が悪く、2014年終わりまで供給量が限定されるのが原因
iWatchはiPhoneの豪華なアクセサリー
また、Economic Dailyによりますと、iWatchは第4四半期には出荷される模様で、10月にはリリースされると予想されており、これまでの情報と合致しています。また、iWatchがiPhoneのアクセサリーとしての位置付けであれば初期出荷分の1,000万台という数量の予想も納得がいくものと思われます。
有機ELディスプレイ(OLED)の製造上の問題については、リリースまで数カ月というスケジュールとなっており、昨年ディスプレイサプライヤーを変更したとの情報もあり、既に解決済みの問題と考えられます。
次期iPhoneの2つのモデルは同時にリリースか?
次期iPhone6では、4.7インチモデルは順調に進められているようですが、5.5インチモデルには若干遅れがあるという報道が、ここ数カ月間されていました。現在、両モデルが同時にリリースされるのか、個別にリリースされるのかは未だはっきりしていません。
これまで、次期iPhone6の両モデルにはサファイアガラスが採用されると予想されてきましたが、今回のEconomic Dailyの報道では、より大きなディスプレイの5.5インチモデルにのみに採用されるとなっており、予想が分かれるところですが、サファイアガラスの供給量に左右される公算が大きいと思われます。
今秋には、改良版の次期iPad AirとiPad miniのリリースも予想されています。
参照元 : 9to5Mac
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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