2013年9月6日 10時28分
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【まとめ】iPhone、ついにNTTドコモからも発売へ!
全国のiPhoneファンが待望していたのではないでしょうか? 早ければ20日からNTTドコモがiPhoneの取り扱いを始める、と報道各社が報じています。
朝日新聞:ドコモ、iPhone販売へ 早ければ20日から
NHK:ドコモがiPhone販売へ
日本経済新聞:ドコモ、iPhone販売へ 今秋にも新モデル
SankeiBiz:ドコモ、20日にiPhone発売へ 携帯3社とも取扱いで競争激化
NTTドコモは否定も肯定もせず

また今回の各社の報道を受けて、NTTドコモは公式サイトで「一部報道機関において、当社がアップル社の『iPhone』を発売する旨の報道がありましたが、当社が発表したものではございません。また、現時点において、開示すべき決定した事実はございません」とコメントしており、iPhoneの発売について否定していません。
iPhone参入は今秋から
報じられている記事によると、NTTドコモはiPhoneの販売を今秋から始めるとしていて、販売台数など取り扱いに関して米アップルとの条件交渉には既に折り合いがついており、現在は細部の詰めに入っているとのこと。既に国内でiPhoneを取り扱っているソフトバンク、KDDI(au)とともに、20日に新機種を発売する見通し、としています。アップルは来週10日(日本時間11日)に新機種発表とされるスペシャルイベントを計画しており、これを受けて、ドコモを含めた携帯キャリア3社が料金など販売の詳細を発表、発売準備に入るとみられています。
NTTドコモの参入で国内の勢力図が変わるか
NTTドコモはこれまで、iPhoneの発売をめぐってアップルと条件の折り合いがつかず見送ってきましたが、国内でiPhoneを取り扱うソフトバンクとKDDI(au)に乗り換える顧客が増え、MNP(ナンバーポータビリティ)による転出は月10万人前後と、”独り負け”の状態が続いていました。最近は売れ筋の機種を絞り込んで販売する「ツートップ戦略」で主力機種を大幅に値引きするなどの対抗策を打ち出しましたが、顧客の流出が止まらず、iPhoneの販売に乗り出す方針を固めたとみられています。
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NTTドコモの参入によって、国内スマホメーカーは一段と厳しい競争にさらされるほか、NTTドコモに先行してiPhoneを取り扱っていた2社は契約者の純増などで優位だったため、戦略の見直しを迫られるでしょう。しかし消費者にとっては選択の幅が広がり、サービス面での競争も期待できそうです。
参照元:NTTドコモ、朝日新聞、NHK、日本経済新聞、SankeiBiz
執 筆:あちゃ