ソフトバンクによるT-Mobile買収で米携帯キャリア市場はどう変わる? - iPhone Mania
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2014年6月10日 04時20分

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ソフトバンクによるT-Mobile買収で米携帯キャリア市場はどう変わる?

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ソフトバンクが子会社のSprintを通じて、T-Mobileを買収することで合意しました。買収によってアメリカの携帯キャリアの勢力図はどう変わるのでしょうか。
 
報道どおりに買収が完了した場合、確実にいえるのは、消費者にとって選択肢がひとつ減るということだ、とNew York Timesは書いています。Mosaik Solutionsがまとめた、両キャリアがカバーする地域の地図を見てください。ピンクがT-Mobile、黄色がSprintで、濃い紫は両社が重なっていることを示しています。
 
地図からもわかるように、ニューヨークやシカゴ、サンフランシスコ、ヒューストンといった大都市周辺では、カバー領域が重複していることがわかります。つまりこうした地域では、買収完了後は選択肢がこれまでのように4社ではなく、3社に減ることになります。
 

合併すればようやく競合可能な3位のポジションに

今度はBusiness Insiderがまとめた折れ線グラフを見てください。この図を見ると、現時点では、2位のAT&Tの契約者数はSprintの2倍以上です。そしてSprintとT-Mobileが合併した場合、合計契約者数は8,500万人強となりますが、それでも1億200万人のAT&Tよりも約20%少ない計算になります。
 
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周波数では十分競合できる

もうひとつの地図を見てみましょう。こちらはSprintとT-Mobileが所有している周波数のカバー範囲を示しています。ここ数年、携帯キャリア4社は、周波数帯獲得のために巨額を投じています。周波数で見ると、SprintとT-Mobileを合わせれば全米をカバーすることになり、2強のVerizonとAT&Tに十分対抗できるのがわかります。
 
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司法省と連邦通信委員会の許可は下りるのか

そこで問題になるのが、SprintによるT-Mobile買収が、政府の規制機関にどのように判断されるかということです。買収成立には、司法省反トラスト局と、連邦通信委員会(FCC)両方の許可が必要となるからです。
 
これまでどおり、2強と2弱でよしとするのか、それともひとつ選択肢が減っても3強とするのか、米政府機関の判断が待たれます。
  
参照元: New York TimesBusiness Insider
執 筆: lunatic

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