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2014年6月1日 05時19分

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【取材】ワイヤレスジャパン2014特集!話題のiBeaconや出展企業ブースを紹介!

2014年5月28日~30日まで東京ビッグサイトで開催されているワイヤレスジャパン2014に行ってきました。ワイヤレスジャパンはスマートフォンをはじめとするモバイル端末と近距離通信技術を開発する企業が一堂に会するイベントとなっています。本日はそのワイヤレスジャパン2014にブース出展していた企業の発表内容と、会場で体験したiBeaconについても紹介していきます。
 
ワイヤレスジャパン 東京ビッグサイト

話題のiBeaconを体験!

iPhone iBeacon
今回、ワイヤレスジャパン2014では来場者にBeaconを体験してもらうという取り組みを行っていました。具体的には来場前にワイヤレスジャパン2014公式アプリをダウンロードした人に対して、会場内に設置してあるBeacon端末から手持ちのiPhoneに企業案内が送られてくるというという内容です。そのため、私も来場前にアプリをダウンロードし、会場に足を踏み入れてみたところ上記画像のようにBeacon端末から通知が送られてきました。
 
次に、会場内にある企業ブースをフラフラと見て回っていたところ、ふと気付くといくつかの企業から通知が届いていました。たしかにその通知をたどれば公式アプリ内に遷移しますが、通知を送ってくる企業ブースの場所がわかりやすく明記されていなかった為、自分でその企業の場所を探さなくてはならないという手間が生じました。
 
また、届いた複数通知を後から振り返って見たかったのですが、過去に受信した通知を振り返る機能がありませんでした。私も一度表示された企業の名前をすべて覚えているわけではありませんから、結局は通知を送ってくれた企業とBeacon経由でコンタクトをとることはありませんでした。
 
そのため、今回のBeacon体験が企業のブース集客につながっているかというと少し疑問が残る印象がありました。実際にBeacon端末経由でiPhoneに通知を受けた感想としては、Beacon端末を利用して顧客の行動を促進するためには、通知からアクションを促すまでの画面遷移や掲載内容など細かなユーザービリティーを追求するという作業が必須であるということを感じました。
 

デリバリー業界に変化?電動バイクにスマートバリューの業務管理システム

電動バイク スマートバリュー
以前当サイトでも、「iPhoneと連携した電動バイク」をご紹介しましたが、スマートバリューのブースでは、複数の電動バイクに端末を埋め込むことで各バイクの走行距離や位置情報を集計しフィードバックするという業務管理システムが発表されていました。
 
担当者の方にシステム利用の対象先を聞いてみたところ、この業務管理システムは電動バイクの普及によってビジネスチャンス拡大が見込まれる、デリバリー業界に向けての提供を検討しているとのことでした。
 
デリバリー業界では、夜22時以降の営業に関してガソリン車両の騒音規制があり営業を制限されているという現状があります。しかし、ガソリン車の原付ではなく電動バイクが普及することで騒音規制の対象にならない可能性があるため、今後のデリバリー業界には営業時間拡大というビジネスチャンスが生まれる可能性があります。スマートバリューはそのようなデリバリー業界の背景と今後の発展を予測して、電動バイクと連携した業務管理システムを提供していくことを検討しているようです。

無線LAN搭載SDカード「FLASH Air」

FLASH Air
次に訪れたのは女優の有村架純さんがCM出演中の「TOSHIBA FLASH Air」のブース。「FLASH Air」は無線LAN機能付きのSDHCカード。カードの特徴はデジカメで撮影した写真をインターネット環境が無い場所でも、カード自体に備わった無線LAN機能によって複数人でスマートフォンから写真を閲覧・ダウンロードすることができるという点にあります。
 
デジカメで撮影した写真を閲覧する際もアプリダウンロードは不要。iPhoneを利用した場合の具体的な操作方法はiPhoneのBluetooth設定をONにし、「flashair_**」を選択。その後インターネットブラウザの検索窓に「flashair」と入力するだけで、デジカメで撮影した写真をiPhoneですぐに閲覧・ダウンロードすることができるという仕組みになっています。
 
基本的にアプリダウンロードをしなくても使用することができますが、専用の公式アプリを活用すれば写真の一括ダウンロードやSNSへの投稿もスムーズに行うことが可能になりますので、デジカメの利用頻度が高い方はアプリをダウンロードして利用した方が便利かもしれませんね。
 

Beacon端末の提供を開始した芳和システムデザイン

iBeacon端末 小ロット販売
次は最近何かと話題のiBeacon関連の企業ブースへ。芳和システムデザインはBeacon端末の小ロット販売(1つ辺り1,500円程度)に加えてデフォルトアプリを無償で提供するという内容を発表していました。さらに提供されたデフォルトアプリはそのまま使うこともできますが自身でカスタムすることも可能。そのため、アプリ開発の技術を持っている企業であれば極めて低コストでiBeaconを活用したO2Oプロモーションが可能になります。
 
ブース担当者の方に、企業オファーについて聞いてみたところ直近の半年間で大手飲料・食品メーカーをはじめとする様々な企業から問い合わせが急増している状況とのことでした。芳和システムデザインではすでにBeacon端末に集まったデータを参考にクライアント企業が持つビッグデータと組み合わせ、個人の趣味趣向ごとにキュレーションしたクーポン通知を行うなどかなり細かいサービスを提供できる仕組みが整っているようです。
 
しかし、Beacon端末を活用したプロモーションは企業にとっても新しい試みであるため、クライアントとなる企業はBeacon端末の設置場所や通知内容、Beacon経由で収集したデータをどのように活用するかという具体的な用途を企画検討段階にあるようです。もしかしたら、あと半年後には自販機やスーパーマーケットの陳列棚にBeacon端末が設置され、大手メーカーのプロモーションが開始されるかもしれませんね

モバイル活用で外回り営業マンにもう一件の訪問を!GPS Punch!

GPS Punch
セミナーを開催していたのは、スマートフォンを活用した営業効率支援システム「GPS Punch」を提供するレッドフォックス株式会社。「GPS Punch」は”外回り営業マンにもう1件の訪問を”というコンセプトを元にコミュニケーションとデスクワークのコストを大幅削減し、売上直結を目的とした営業効率支援システムです。
 
「GPS Punch」の特徴はセールスフォースやKinton、Google Appsなど既存の顧客管理システムとも柔軟に連携することで、営業マンはPCを開かなくても営業や報告に必要な情報をいつでもスマートフォンから確認・入力が可能になるという点が挙げられます。そのような特徴によって営業マンは空き時間で行う喫茶店での残務処理タスクを減らすことができます。
 
さらに、営業マンの現在地から自社顧客データベースに登録してある見込顧客の住所をマップ表示するという機能も用意されており、“タスクを減らす&効率を上げる”という双方向のアプローチで”もう1件の訪問”を支援する仕組みとなっています。
 
また、「GPS Punch」は営業マンだけでなく営業マンを統括するマネージャーの業務効率向上に対しても力を発揮するシステムです。例えば、営業マンが商談の結果や履歴などを移動中の電車内からスマホで入力することでマネージャーは営業進捗をリアルタイムに漏れなく確認することができます。営業数値を正確かつ迅速に把握できれば意思決定の速度が上がり、売上目標に対して先手の営業戦略を構築することができるようになります。また、同じ位置に留まっている営業マンがマップ上で赤く表示されたりするなど営業マンの行動を可視化することもできる機能もついています。
 

ワイヤレスジャパン2014まとめ

ワイヤレスジャパン コンパニオン
現在は企業間の提携・パートナー、販売先を探している段階の企業も多いため、今回発表されていたワイヤレス通信技術を私たち一般消費者が身近に感じるようになるのは少し先の話になりそうです。しかし、ワイヤレスジャパン2014では今回紹介した企業以外にも公共機関や医療現場、災害対策など社会のインフラに直結するような製品・技術が数多く発表されており、期待感を感じる企業も多く存在していました。
 
ただ、ワイヤレスジャパン2014というデータ通信技術のイベントにおいても、紙の名刺交換に紙資料、紙アンケートの嵐。イベント内容とは裏腹にオフラインのイベント時はやはり紙が最速なのかもしれません。帰る頃には紙でバッグが一杯になってしまいました。
 
紙資料やノベルティーグッズで重くなったバッグを持ちながら「この紙、通信技術で何とかしてくれないかな~」と夕日が眩しいの電車の中で少し考えてしましました。あと大手企業のブースにいるコンパニオンのレベルが非常に高かったのも印象的です。コンパニオンの写真も撮りたかったのですが少し恥ずかしくて遠くからしか撮れませんでした。
 
取 材:ワイヤレスジャパン2014
執 筆:chappy

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