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2014年5月29日 13時52分

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右肩下がりのiTunes売り上げ~8億以上にのぼるiTunesアカウントを活かすには?

iTunesAppStore
 
2014年第1四半期(1月~3月)における、アップルのiTunesアカウントあたりの平均購入額が3.29ドル(約335円)で、前年同期と比べると24%減っていることがわかりました。モルガンスタンレーのKaty Huberty氏が顧客向けに提供した情報から明らかになりました。
 
インターネットラジオのPandoraや、月額課金制で音楽聴き放題のSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスの普及により、iTunesで楽曲を購入、ダウンロードするユーザーが減少しているためと見られています。
 
いまや完全にApp Storeに売り上げを補完される形となったiTunesですが、Huberty氏は8億にものぼるiTunesアカウントを有効活用すべきと主張しています。一方でアップルが今後iTunesとApp Storeに関連させて収益を見込める新分野を挙げています。

アップルが収益増を見込める新分野とは

①音楽ストリーミング:アップルにとってBeatsの買収は、iTunesを定額制音楽ストリーミングサービス事業へと拡張することだと考えられます。また音楽事業に詳しいBeats創業者のジミー・アイオヴィン氏のアップル入りにより、iTunes事業へのてこ入れが期待されています。
 
②モバイル決済:顧客のロイヤリティを高め、より多くの端末を売るためにも、アップルがモバイル決済機能を追加する可能性は高いと見られています。モバイル決済機能を導入すれば、広告、月々の利用料、取引手数料などから収益が得られるとしています。
 
③iWatch:モルガンスタンレーは、iPhoneとiPadの顧客浸透率から見て、iWatchは発売後最初の12ヶ月で、3,200万個から5,800万個出荷されると見積もっています。2013年のユーザー1人あたりのApp Storeにおける平均購入額は18ドル(約1,830円)でした。iWatchがさらに年間9ドル(約915円)の購入を生み出すと想定すると、純収入は初年度で約4,300万~8,000万ドル(約44億~81億円)となります。
 
④iTunesのAndroidへの展開:この案は、リサーチ会社AsymcoのHorace Dediu氏が挙げているものです。氏は人気のあるiTunesを、Androidにも展開すべきと説いています。また、3月にはBillboardにも報じられています
 
最後の提案は非常に興味深いものです。数年にわたりアップルに巨額な収益をもたらしてきたiPodですが、売り上げが本格的に伸び始めたのは、iTunesがMicrosoft Windowsに対応するようになった2003年以降だからです。
  
参照元: Fortune
執 筆: lunatic

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