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2014年5月28日 03時05分

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アップル、iPhoneのLCDチップを製造するルネサスSPの買収を断念

RenesasSP
AppleはiPhoneに使用するディスプレイドライバー用のチップのサプライヤーとして、日本の半導体大手ルネサスエレクトロニクスの関連会社であるルネサスSPドライバをおよそ4億7,900万ドル(約489億円)で買収しようとしていましたが、どうやらこの買収は失敗に終わった模様です。

ルネサスはSynapticsと交渉

ロイターの報道によりますと、アップルとの買収交渉が進展しない間に、ルネサスはSynapticsとの交渉を進めていた模様です。SynapticsはラップトップPCのタッチパッドの開発元として有名ですが、その他にも多くのインターフェイス技術を開発しており、アップルのサプライヤーでもあります。
 
アップルがルネサスSPの買収に興味を持っているとの情報は今年4月に伝えられていました。当時はアップルが同社の株式の55%を、シャープが25%を取得し、既存の台湾のセミコンダクターメーカーのPowerchipはそのまま株主として残るとされていました。

ルネサスSPはiPhone向けコンポーネントの重要なサプライヤー

ルネサスSPドライバーが製造しているiPhone向けのLCDチップはディスプレイの透明度や品質を左右する重要なコンポーネントであり、同社が唯一のサプライヤーとなっています。今回のアップルによる買収は、総合的なサプライチェーンのコントロールを可能とするため、広範囲な戦略の一部として検討されていましたが、実現しませんでした。
 
アップルはこれまでにも多くの企業買収を行ってきました。最近ではGT Advanced Technologiesと5億7,800万ドル(約590億円)で契約し、新しくアリゾナに工場を新設、サファイアガラスの製造を開始したり、次世代A8チップに採用するグラフィックプロセッサーを開発するImagination Technologiesの株式の10%を取得したり、また自社でプロセッサーの開発を行うために10億ドル(約1,021億円)を投資し、数社のセミコンダクター会社を買収したりしています。
 
 
参照元 : Apple Insider
執 筆 : リンゴバックス

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