iPhone12シリーズにウォール街が大きな期待、目標株価を引き上げ

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Appleが現地時間10月13日開催のイベントで発表予定の、5G対応iPhone12シリーズに、米ウォール街の期待が高まっています。多くのアナリストが新型iPhoneは「売れる」と予想しているようです。

iPhone6以来の重要な製品サイクルを生み出す

Wedbush証券のアナリスト、ダニエル・アイヴス氏は、現地時間10月12日に調査メモにおいて、「2014年のiPhone6以来の最も重要なiPhone製品サイクルを生み出す」と述べています。
 
iPhone6は、それまでの4インチディスプレイから初めて4.7インチへと移行した製品で、その後iPhoneはディスプレイ大型化の道を歩み始めます。
 
アイヴス氏は、米国で販売されるiPhone12シリーズは5Gのミリ波に対応すると見ており、「大変革をもたらす」可能性がある、と述べています。

中国でも売れると予想

さらに中国においても大ヒットすると予想し、来年の新型iPhone売上の20%を、中国での売上が占めると予想しています。
 
同氏によると、世界全体ではiPhoneインストールベースの約40%が、過去3.5年間買い替えをしていません。5G対応のiPhone12がスーパーサイクルを作り出す可能性があるとアイヴス氏は考えており、目標株価を150ドルとしています。

iPhone12が買い替えサイクルの起点に

RBC Capitalのアナリスト、ロバート・ミュラー氏は10月12日、Appleの目標株価を111ドルから132ドルへと引き上げました。同氏もまたiPhone12が5G幕開けの今、大きな買い替えサイクルの起点になると考えているようです。
 
ミュラー氏はAppleの新サービス「Fitness+」についても言及し、Apple Watchユーザーの約20%が同サービスを利用した場合、年間売上は2022年までに30億ドル(約3,160億円)に達すると予想しています。

 
 
Source:Barron’s
Photo:EverythingApplePro EAP/YouTube
(lunatic)

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