アップル株、高値更新にもかかわらず機関投資家には不人気?
アップルの株価は最近上昇傾向にありますが、ヘッジファンド、銀行、投資信託、その他の有力金融機関等のいわゆる機関投資家の投資の動きはいまひとつ鈍いようです。もし彼らが投資に動けば、アップル株はさらに高値をつけると考えられます。
機関投資家のアップル株保有は低調
モルガンスタンレー証券のKaty Huberty氏は、投資家向けレポートの中で、2013年第4四半期から2014年の第1四半期までの間にアップル株式の保有数を減らした機関投資家の上位100位までを発表しました。
アップル株は、機関投資家の保有比率がS&P500株価指数の平均値を下回る唯一の大型株と言えます。Amazon、Google、Facebook、MicrosoftでさえもS&P500株価指数の平均値を上回っています。
機関投資家は割安株に投資か?!
この原因の一つとしては、機関投資家がグロース投資からバリュー投資に方針転換したことによるところが大きいと言えます。バリュー投資とは、割安な状態の株価に着目して投資する手法ですが、この恩恵を受けたのがHPやMicrosoft株であり、両社の株式の投資水準は、2013年第4四半期から2014年第1四半期に掛けて10ポイントも上昇しています。
今後、iPhone6、iWatchなどの新製品の発売でアップル株がどの程度変化するか、気になるところです。
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA
iPhone Mania編集部
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