Apple CardとApple Pay、今後数年でAppleサービスの稼ぎ頭となる?


 
Apple PayなどのAppleの決済サービスは、フィンテックと小売市場の中でかなり良い位置につけており、今後著しい成長が期待される、と投資銀行Cowenが予測しています。

Appleの決済プラットフォームは評価が足りない?

Cowenのリード・アナリスト、クリシュ・サンカー氏は、Appleのデジタル決済プラットフォームについて、「急成長しているが、あまり評価されていないAppleのサービス事業である」と述べています。
 
サンカー氏によれば、Apple PayApple CardApple Pay Cashの3つの決済サービスは、あわせて前年比でおおよそ100%の成長がみられるとのことです。現在も継続中である新型コロナウイルスのパンデミックがフィンテック技術およびサービスの採用を後押ししているとみられています。
 
「Appleはこれらのデジタルサービスをモバイルハードウェアプラットフォームの補完的なサービスとして位置づけているが、今後サービスがよりグローバルに拡がり、機能拡充が図られるにつれ、Appleがフィンテック業界の競争者として浮上してくる可能性がある」

Apple Payが決済サービスの礎に

Appleのフィンテック事業においては、Apple Payがこれからも中核をなすと、前述のサンカー氏は見ています。Apple Payを使用できる米国内の小売業者の数は増加の一途で、Apple Payは今後数年間でAppleの稼ぎ頭のサービスとなり、年間8億ドル(約845億円)の成長が見込まれるとのことです。
 
サンカー氏は、Apple Payの年平均成長率は2023年の終わりまで18%となり、アジアやヨーロッパでのサービス展開によりさらなる成長も期待されるとしています。
 
予想よりも成長が遅いとされるApple Cardですが、2023年以降はAppleのフィンテック事業の中でも最も成長著しいサービスになると予測されており、2023年までに年平均成長率は89%になるとの見方です。
 
サンカー氏いわく、AppleはApple Cardの取引ごとに1%の手数料を得ているとのことで、長期で見た場合Apple PayやApple Pay Cashよりも実入りの良いサービスとなる可能性があるとのことです。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)