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2014年5月20日、ECサイトやウェブサービス向けクレジットカード決済システムを提供するウェブペイ株式会社は、iPhoneアプリ内でのクレジットカード決済を行うための「iOS SDK」を公開しました。
 

アプリ内の決済画面や認証機能を簡単に実装！

これまでiPhoneアプリ内にクレジット決済機能を導入するためには、開発者が独自で決済画面や認証に使用するトークンを自作する必要がありました。しかし、今回ウェブペイ株式会社が提供を開始した「iOS SDK」を利用すれば、自作の手間を減らし安全にアプリ内において安全にクレジットカード決済機能を実装することができます。
 
また、クレジット決済までの入力方法については通常通りのテキスト入力も可能ですが、クレジットカード番号をiPhoneカメラから読み込み登録するSDK（Paypal社提供のcard.io）と組み合わせることで、入力ストレスをあまり感じることなく、クレジットカード決済機能を実装することができます。
 

モバイルアプリ向けクレジット決済によるアプリへの影響は？！

今回ウェブペイ株式会社が提供を開始したiOS向けのSDKが浸透すれば、ユーザーはアプリ内から商品やサービスを購入しやすくなります。その反面、アプリ内にクレジット決済を導入する敷居が下がるわけですから、Apple社のアプリ審査基準が今後より厳しくなることも考えられますね。
 
モバイルコマース市場は2012年に1兆4,997億円に到達しており、今後さらなる成長が期待される分野です。これからはPCではなくアプリを通じて特定の情報を収集し、そのまま商品やサービスを購入するという流れが主流になってくるのかもしれませんね。
 
参照元：ウェブペイ株式会社
執　筆：chappy