2014年5月20日 06時18分
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グルーポン、iPadベースのPOSレジ「Gnome」を導入
共同購入型クーポンを提供するグルーポンが19日、iPadをベースとしたPOSレジ「Gnome」を発表しました。
スマホを見せなくてもグルーポン割引を識別
Gnomeの基本的な機能は、店側がグルーポンによる割引などを、簡単に管理できるよう設計されています。たとえばスマートフォンにグルーポンのアプリをインストールしている顧客が入店したら、Bluetooth経由で自動的に識別する、会計時に携帯画面や印刷したグルーポンを見せなくても、合計金額に割引を反映できる、といった機能です。
標準的なPOSレジとしての機能も装備しているので、現金、クレジットカード、デビットカードによる決済ができ、レシートを印刷または顧客にメールで送信、売り上げや在庫管理も行えます。
また顧客からのフィードバックをフェイスブックやツイッターで共有したり、メールでの問い合わせに対する返答も、直接Gnomeから行うことができます。
アメリカで普及している会計ソフトウェアQuickbooks、Xeroとも統合されています。
Squareと競合!?
レジとして見ると、モバイル決済のSquareと似ているようです。Gnomeも基本がiPadなので、導入が簡単です。
Apple Insiderによれば、Gnomeの月額使用料は10ドル、カード手数料は1.8パーセント、プラス15セント(約15円)とのことです。グルーポンは今後数万台を市場に導入していく意向です。
参照元: Groupon、Apple Insider
執 筆: lunatic