次期iOS8ではiPhone4、第2世代iPad、初代iPad miniはサポートされない
今年6月にWWDCでiPhoneやiPadで使用している基本ソフトの次期iOS8がリリースされると予想されています。これはほぼ間違いないのですが、このメジャーアップデートにより、iOS8に対応しない機種やモデルがでてくるのでしょうか?
インドなどの新興国でもiPhone4は販売終了
アップルは最近、インド、ブラジル、中国などの国々で3世代前のiPhone4の販売を終了しました。アメリカなどでは昨年、iPhone5sの発売と同時にiPhone4の取り扱いはなくなりましたが、新興国ではこれまで、安価な価格設定でiPhone4の販売は続いていました。しかし、ここにきてiPhone4は静かに市場から姿を消すことになっています。
iPhone4の販売をやめるのは、次期iOS8がサポートしなくなるからだと主張するのはjailbreakハッカーi0n1cとして知られるStefan Esser氏です。
iPhone4はiOS7でもパフォーマンスが悪い
iPhone4は現在のiOS7をかろうじてサポートしています。しかし、iPhone4のユーザーはiOS7のパフォーマンスには不満で、iPhone4はiOS7で提供された新しい機能である、パノラマ写真モード、AirPlay、経路を誘導するナビ機能などやSiriにも対応していません。また、一新されたiOS7のインターフェイスも正確に再現されていません。これはiPhone4のA4プロセッサーの性能が低いことが原因です。
iPhone4はリリース後、既に4年たっており、次期iOS8をサポートしなくなっても良い頃なのかもしれません。このように次期iOS8ではiPhone4S以降のiPhoneをサポートすると考えられます。
プロセッサーの性能が低いiPad 2と初代iPad miniは?
iPadについてはどうでしょうか。iPad 2はA5プロセッサーを搭載していますが、現在のiPadのラインナップで最も性能が低いモデルとなり次期iOS8は第3世代のiPad以降をサポートすると考えられます。ただし、初代iPad miniは発売後、まだ2年しかたっていませんが、iPad 2と同じプロセッサーを搭載しており、今回のiOS8ではiPad 2やiPhone4と同じようにサポートされない可能性が高いといえます。
次期iOS8では大幅に機能を強化したSiriが搭載され、フィットネスや健康に関連するHealthbookアプリやPreviewアプリ、TextEditアプリなどが標準で追加されると予想されています。
参照元 : Gotta Be Mobile
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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