未来のiPhoneは光学式画像安定化機能搭載で「超解像」画像を実現!?
米国特許商標局が公開した特許出願書から、アップルが光学式画像安定化技術により、iPhone搭載カメラの画質を大幅に向上させる取り組みを行っていることが明らかになりました。
連射した画像を組み合わせるユニークな技術
出願書によると、特許申請中のカメラは、光学式画像安定(OIS)装置によって、少しずつ補正しながら高速で連写を行います。そして撮影したサンプル画像を画像処理エンジンに取り込み、パッチワークのように組み合わせて、超高解像度のイメージを作り出すのだそうです。
特許出願に示されている実施態様によると、アップルが開発中のシステムはカメラ、OISポジショニングのためのアクチュエータ、ポジショニングセンサー、慣性センサー、OISプロセッサ、超解像エンジンで構成されています。iPhone5sに搭載されているA7チップのような働きをするプロセッサが、部品間のデータのやりとりを制御するようです。
超解像モードはカメラアプリのオプション
実際に撮影する場合は、最初の図に示されているように、超解像(Super Resolution)モードは基本的なカメラアプリでオプションとして表示されるようです。カメラのシャッターまたは画面のシャッターボタンを押すと、iOS7のカメラアプリに搭載された「バーストモード」のように、連射が行われる仕組みになっていると思われます。
アップルが実際にこの超解像システムをiPhoneに搭載するかどうかはわかっていませんが、次世代のiPhoneカメラでは、デジタル画像安定装置が採用されるとの噂が流れています。
参照元: Apple Insider
執 筆: lunatic
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: lunatic の記事一覧