2014年5月7日17:31公開

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台湾のアップルの製造サプライヤーPagatron、次期iPhone6の15%を受注

iPhone6


アップルのサプライヤーである台湾のPegatronはアップルから今年9月にリリースが予想されている次期iPhone6の15%の製造を受注したと台湾の工商時報(Industrial and Commercial Times)が伝えています。また、報道ではPegatronは次期iPhone6とiPhone5c、iPhone4Sを含め合計で5,000万台のiPhoneを今年製造するとも明らかにしています。

競合するFoxconnも次期iPhone6の製造を準備

今回の工商時報の報道は、今年1月に同じく台湾の新聞Liberty Timesが伝えた、Pegatronは次期iPhone6の半数を製造することになるという報道とは異なっています。
 
一方、今年3月には競合するサプライヤーのFoxconnが、第2四半期から新しい中国の崑山工場で、アップルからの大量の受注に応えるために従業員を採用し、製造を準備するとも伝えられていました。
 
今回の報道でPegatronに加えて、アップルの製造サプライヤーであるFoxconnも、歩調を合わせて次期iPhone6の製造準備を進めていると思われます。

潜在的なリスクを分散し2社に分割発注か

昨年、アップルはそれまでFoxconnに依存していた製造体制を、リスクマネジメントの視点から変更し、iPhone5cの製造をPegatronに移行した経緯があり、今回も潜在的なサプライチェーンリスクを最小限に抑える必要があるため、次期iPhone6はPegatronとFoxconnの2社に分割して発注すると予想されます。
 
 
参照元 : MacRumors
執 筆 : リンゴバックス

カテゴリ : iPhone6, 最新情報   タグ : , , ,
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iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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