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2014年5月7日 09時24分

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TCAの月次契約数発表中止にはSoftBankが関わっていた!?

電気通信事業者協会(TCA)が今まで発表してきた携帯電話各社の「月次契約数」は、2014年3月分の契約数の発表をもって中止となりました。今後は四半期ごとに発表されることになりますが、実はこの月次契約数公表の中止騒動の裏に、iPhone6とSoftBankの思惑が隠れているのではないかと産経ニュースが報じています。
 
iPhone6

月次契約数の公表を中止にした理由

月次契約数の発表は、家電量販店やキャリアショップで販売のため利用されていました。「純増!◯ヶ月NO.1」といったような広告などを目にしたことがあると思います。契約者数の発表をやめたいと言い出したのはSoftBankだったそうです。ですが最終的には総務省が決めた「四半期ごとの公表」という決定に渋々応じたとのことです。
 
なぜ毎月の純増数でトップを多く獲得し、最もシェアを伸ばしているSoftBankが中止を訴えたのでしょうか。ある調査会社では、今年に秋頃に発売されると噂のiPhone6の発売に備えたからではないかと指摘しています。

iPhone6の発売時期が激戦になる

SoftBankは国内にiPhone市場を創りだしたパイオニアです。はじめの頃はSoftBankが国内の販売については独占状態でした。しかし、2011年にはauがiPhone4sの販売する権利を獲得し、ついにSoftBankの独占はなくなってしまいました。しかし、それまで築き上げてきた市場はSoftBankを有利に働き、今現在のiPhone5とiPhone4sのシェアも、7対3の割合でSoftBankが多いのではないかとauでは予測しています。
 
SoftBankのiPhone5やiPhone4sなどの旧モデルを使用しているユーザーは、iPhone6の発売時期である秋頃に、2年間の契約が終わり、解除料金などがかからないユーザーが多く、MNPのなどの利用により他社へ転出する可能性が考えられています。SoftBankでは、ターゲットとされるユーザーを引き止める強力なキャンペーンを打ち出してくると思われますが、どこまで抵抗できるかは不明です。
 
またNTT docomoとの体力勝負を避けたいSoftBankが出した答えとは、販促費を注ぎ込んだ顧客争奪戦に巻き込まれないようにするため、契約数の公表をやめることでした。それが一番の費用対効果だと考えているようです。
 
SoftBankは月次契約数の公表の中止を「過当競争の正常化」としか説明していないようですが、確かにMNPによる高額キャッシュバックなど、市場が少しおかしくなっていたのは事実です。この月次契約数の公表中止によって市場は正常な状態になるのでしょうか。またiPhone6については6月2日に行われるWWDCの中で、何かヒントとなる情報が公開されることに期待したいところですが、発売時期になった時に今まで宣伝に使えていた「純増数No.1」が使えないとした場合、各社はどのようにして販促競争を戦いぬくのでしょうか。
 
 
参照元:産経ニュース
執 筆:KSM

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