2014年5月1日20:39公開
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アップル、GT社アリゾナ新工場からサファイアガラスを中国へ少量の出荷開始
アップルが約570億円で提携したサファイアガラスの製造パートナーであるGT Advanced Technologiesのアリゾナ工場から、製造されたサファイアガラスが3月に出荷されたことがサプライチェーンへのチェックから確認されたと金融グループのUBSのアナリスト、Stephen Chin氏が伝えています。出荷された量は非常に少なく、今回稼働したサファイアガラスの溶鉱炉は100台程のようです。
GT社のアリゾナ工場の設備はこの後も増強される模様で、今年前半中にはサファイアガラスの溶鉱炉はさらに1,500台が追加される模様です。

約1億円相当の少量のサファイアガラスを出荷
Chin氏によりますとGT社は3月に中国のサプライヤーに僅かな量ですが、およそ100万ドル(約1億200万円)相当のサファイアガラスを輸出したと伝えています。また、同工場が本格的に稼働した場合には5,000万ドル(約51億1,125万円)相当のサファイアガラスを毎月出荷することになるだろうと予想しています。
今回の出荷はiPhone5s向けか
今回のサファイアガラスの出荷量は非常に少ないため、iPhone5sに搭載されているTouch ID機能のホームボタンとリアカメラのレンズカバーに使われる模様です。
GT社からの供給で従来比25%安価に
また、同氏はGT社が先週、サファイアガラスに対するアップルからの3回めの前払いの支払を受領したことを確認したようで、Chin氏の予想では最終4回めとなるアップルからの支払は5月に実行されるようです。アップルはGT社からのサファイアガラスの納入で従来よりも25%安く購入しているとレポートしています。
アップルは次期iPhone6とiWatchにサファイアガラスを採用すると予想されています。
参照元 : Apple Insider
執 筆 : リンゴバックス
著者情報
iPhone Mania編集部
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