2014年4月29日 19時28分
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ニューヨークでiBeacon技術を使った「パブ飲み歩き」イベント開催
多くの企業がアップルのiBeacon技術を使った、奇抜で面白い活用法を模索していますが、ニューヨークのロウアーマンハッタンで、iPhoneと位置情報による通知機能、iBeaconを使った「パブクロール(パブの渡り歩き)」イベントが開催されます。
今回のiBeaconを利用したイベント「パブクロール」は5月20日に開催されます。参加者はロウアーマンハッタンにあるパブやバーでお酒を飲んだり、会話を楽しみながら、渡り歩くソーシャルイベントなのですが、今回のイベントではiBeaconの機能を利用し、App Storeでイベント用のBeaconCrawlアプリをダウンロードし、参加者は自分のいる場所に合わせた情報を入手し、ゲーム感覚で楽しみながら、ロウアーマンハッタンを探索できるように工夫されています。

イベントではiBeaconを使って、スペシャルドリンクやディスカウント価格が提供される「秘密の場所」の情報も提供するようです。また、参加者は飲み歩いている途中で、さまざまなタスクをクリアすることでポイントを獲得することができ、このポイントを使ってバーやレストランでの支払いも可能となるようです。
もちろん、イベント中の写真やメッセージのアップや共有もアプリ上で可能とのことで、公式アプリのBeaconCrawlは5月2日からダウンロードが可能になります。
iBeaconは昨年のiOS7でサポートされたBluetoothLEを使用した近距離無線通信機能で、位置情報による通知が可能となり、さまざまな活用方法が考えられています。これまでCESやスポーツなどのイベント、博物館、Apple Storeなどで活用されていますが、本格的な活用はまだまだこれからの模様です。
参照元 : Apple Insider
執 筆 : リンゴバックス