アップル、次期iPhone6の筐体を台湾Catcher Technologyに1,000万台以上発注、アナリスト予想
投資銀行バークレイズとモルガン・スタンレーの両社は、台湾のCatcher Technology Co.が2014年と2015年初頭にかけてアップルの次期iPhone6の筐体を受注するとの予想を発表しており、今年の受注数量は1,000万台以上になる模様だと述べています。
Catcherは精度の高い金属筐体メーカー、MacBook Proのサプライヤー
Catcherは多くの技術メーカーに高品質な筐体を提供するサプライヤーとして知られています。バークレイズによるとクライアントであるアップルのシェアは売上の40%を占め、これまでにMacBook Proシリーズのユニボディの筐体を提供しているとのことです。
昨年終わりにCatcherはMacBook Proシリーズだけでなく、新たにiPhoneのサプライヤーとなり、iPhone5sを含め、今年2,000万台の筐体を提供することになっているとバークレイズは述べています。
バークレイズとモルガン・スタンレーのアナリストによりますとCatcherの次期iPhone6向け筐体の生産は、今年第3四半期から本格化すると予想しており、モルガン・スタンレーはCatcherの第3四半期の売上のアップルのシェアは38%になると予想しています。
中国の宿遷工場に既に102億円を投資
昨年の12月には台湾の経済紙、工商時報はCatcherが中国江蘇省の宿遷工場に1億ドル(約102億円)の新たな投資を決めたことを明らかにしており、次期iPhone6の筐体生産のための設備投資であった可能性が高いと思われます。
今年後半にリリースが予定されている次期iPhone6の生産体制が徐々に明らかになってきました。
参照元 : Apple Insider
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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