Appleが現地時間4月23日、動画共有サービスTikTokの公式アカウントを開設したことがわかりました。
現時点では動画の投稿はなし
AppleはInstagramで、#ShotoniPhoneのタグ付きで公開されたユーザーの写真を公式アカウントで再投稿するなど、徐々にソーシャル・ネットワーキング・サービスの活用を進めています。
TikTokユーザーが発見したAppleの公式アカウントは、米メディア9to5Macが報じた時点ではフォロワー数がわずか1,312人でしたが、筆者がこの記事を書いている間にも少しずつ増え続け、現在は2,292人となっています（日本時間4月24日午前7時15分現在）。
ただし現時点ではApple公式アカウントに投稿された動画はなく、公式であることを示すアイコン以外には、一切情報はありません。
#ShotoniPhoneキャンペーンを展開？
9to5Macは、AppleがTikTokアカウントを開設した理由について、2つの可能性を挙げています。1つはInstagramで行っているのと同様に、#ShotoniPhoneキャンペーンを展開することです。Instagramのフォロワー数は2,300万人を超えており、この試みは成功しているといっていいでしょう。TikTokで共有されるのはユニークな動画が中心なので、ユーザーがiPhoneで撮影・編集した面白いコンテンツが、Appleのアカウントで共有される可能性があります。
2つめは、単なるビジネスアカウントとしての活用です。AppleのTwitterアカウントがこれに相当します。
TikTokは若者を中心に人気を集めており、世界全体で約8億人ものアクティブユーザーを持つといわれています。これはAppleとしても無視できない数字でしょう。
Source:9to5Mac
(lunatic)