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2014年4月23日 17時43分

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iWatchは時計ではない。まだ見ぬ新しい製品カテゴリー

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アップルがリリースするiWatch、長い間開発中とうわさされていますが現時点では製品名がiWatchなのかも実は確定してはいません。ただし、昨年アップルは日本やロシアをはじめ、コロンビア、メキシコ、トルコ、チリ、台湾などでアップルだけでなく、弁護士の名前なども利用してiWatchを商標登録しています。今のところアップルがこれだけ多くの国でウェアラブルデバイスに関連する他の製品名を商標登録しているといううわさはありません。
 
製品名がiWatchというのなら当然ですが、腕に巻いて使用する腕時計のような形状を想像し、時計の機能は搭載されることになるでしょう。しかし、このネーミングが理由で多分ほとんどの人がiWatchの機能については誤解することになっていると思います。

iWatchはスマートウォッチではない?

これまで他社が発表している腕時計型の製品やスマートウォッチという製品カテゴリーから、アップルがリリースするiWatchがどんな製品になるかを予想するのは難しいと思います。実際、ラスベガスで開催されたCES2014には多くのスマートウォッチが出品されましたが、多くの評価では「市場はアップルのiWatchのリリースを期待」ということになっています。これには多くの人が既存のスマートウォッチで想定できる機能だけではない、新しい機能や体験をアップルのiWatchに期待しているからと思われます。
 

Pebble

写真はPebble Steel


 
スマートウォッチというカテゴリーに分類される製品ではPebbleが高く評価されています。これは、スマートウォッチという限定した分野で、Pebbleが提供する機能やパフォーマンスが評価されているからです。モバイル端末で競合するSamsungはGalaxy Gearをリリースしていますが、残念ながら同社のスマートウォッチでは提供する機能や性能に市場が満足していないのです。

iWatchは新しいカテゴリーの製品

アップルのCEOティム・クック氏は「新しいカテゴリーの製品を投入予定」だと今年2月にウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに答えています。当初、この記事を見た時には、当然これはiWatchのことだと思いましたが、発表する段階ではないのですから、このような表現になるのだろうと思っていました。
 
しかし、その後iWatchのことをさらに知るにつれて、ウェアラブルデバイス以外に分類するカテゴリーがないことに気付きました。iPodはミュージックプレイヤーです。iPhoneはまさしく電話です。iPadはタブレットパソコンです。それではiWatchは腕時計でしょうか?クック氏のいう、「新しいカテゴリーの製品」というのはいままでに確立されていない製品分野だからこういう答えしかできないのです。

iWatchは腕に身につけるコンピュータであり、通信端末

アップルのビジネスの基本はエコシステムの構築と拡大にあります。故スティーブ・ジョブズ氏は2009年にスマートフォン市場でiOSがAndroidに抜かれるであろうことを予測し、その対抗策として、2010年に新しいカテゴリーに属する新たなデバイスiPadを投入することで、アップルはモバイル市場で優位に立ち、アップルの「エコシステム」が拡大できると考えていました。
 
今回のiWatchの場合も同じだと思います。モバイル市場で優位に立ち、アップルのエコシステムを拡大するために、iWatchをリリースしてきます。つまり、iWatchを単独で使用するというよりも、既存のiPhone、iPad、Macと連携し、これまでにないユーザー体験を提供できるよう相互に補完し合うシステムを提供すると考えられます。
■iWatch特集記事
【特集】iWatchの発売日は?価格は?スペックや機能はどうなるのか?
 
 
執 筆:リンゴバックス

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