iPad、売り上げのピークは過ぎた?アナリストが分析
一時期はタブレット型コンピューター市場を独占していたiPadですが、その勢いはピークを超えたようです。
iPadの売り上げは山を越えた
現在もアップルの売り上げ全体の約20%を占めるiPadは、同社にとって2番目に大きな収入源となっています。しかし他社製品との競争の激化や、ファブレットと呼ばれるミニタブレットおよび大画面スマートフォンの台頭により、かつての勢いは失われています。2013年第2四半期のような、前年同期比55%売り上げ増加といった現象は、2度と起こらないというのが一般的な見方です。
実際、34人のアナリスト(21人はウォール街の専門家、13人は専門外の一般アナリスト)のうち半数近くが、来週発表される見込みの2014年第2四半期iPad売り上げ台数は減少する、と予測しています。
第2四半期の販売台数平均予想は1,933万台
各アナリストの予想を平均すると、前年同期比0.7%減少の1,933万台で、専門家の数字は1,940万台と、一般アナリストの1,920万台より若干楽観的な数字となっています。数字を大きく引き下げているのが、独立系の投資顧問会社Braeburn GroupのMatt Lew氏の1,500万台という予想です。一方もっとも楽観的なのはコンサルティング会社AsymcoのHorace Dediu氏の予想で、2,181万台です。
下の表はフォーチュンがまとめた各アナリストの予想で、青で示されたのは専門家、緑は一般アナリストとなっています。
参照元: Fortune
執 筆: lunatic
iPhone Mania編集部
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