2014年4月17日19:55公開
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「ジョブズ氏の死に乗じてiPhoneを攻撃せよ」サムスンの社内メールが公開
スティーブ・ジョブズ氏の死を「iPhoneを攻撃する絶好のチャンス」と捉え、社員を鼓舞していたサムスンの社内メールが公開されました。
問題のメールは、現在アップルとサムスンの間で係争中の裁判に関連する文書の一部として、明らかにされたものです。CNETが入手した文書のコピーによれば、メールの日付は2011年10月7日、ジョブズ氏が亡くなった2日後であり、書いたのはサムスン・テレコミュニケーションズ・アメリカ(STA)の国内販売責任者マイケル・ペニントン氏です。
ジョブズ氏の死がチャンス!?
メールの内容は次のようになっています。
「不幸なことにスティーブ・ジョブズ氏の死は、『情熱的で疲れを知らない完ぺき主義者』が作り上げた、アップルとiPhoneの『優位性』を、マスコミによって大々的に知らしめる結果を導いた。ポイントは、それがアップルにとって意図せぬ利益となっているということだ。なぜなら第3者によるメッセージが、ジョブズ氏はすばらしいビジョナリーで完ぺき主義者だから、アップルの製品は優れているという消費者の認知を強調、あるいは支援しているためだ。そんな人間が開発した機器を購入したら、消費者はいい気分にならないわけがない」
「この件を続けて申し訳ないが、今こそiPhoneを攻撃する最良の機会だと思う。私が最初に提案した方法に合意できないならこれ以上は言わないが、戦略がもっと理解できれば、合わせていくことができる」
ペニントン氏は、この2ヵ月の間に、サムスンを退社または退職届を出した、少なくとも5人のアメリカ携帯事業部の幹部のひとりとされています。
参照元: CNET
執 筆: lunatic
著者情報
iPhone Mania編集部
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