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2013年8月22日 04時58分

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秋にもiPhone導入か-ドコモ社長「スリートップ、全トップもあり得る」

現在国内でiPhoneを扱っているのは、米3位のスプリントを買収して顧客拡大を模索しているソフトバンクと、通信障害で信用を失い顧客奪取に向けて国内市場を強化するKDDI(au)の2社です。MNPで顧客流出が続くNTTドコモは、XperiaやGALAXYなどの売れ筋端末を絞り込む戦略を継続する一方でiPhoneの投入も引き続き検討しているようです。国内携帯キャリア各社の今秋以降の経営戦略についてSankeiBizが報じています。
 
ドコモ、秋にもiPhone導入か 

米市場を注視-強気のソフトバンク

2013年4~6月期連結決算では、ソフトバンクの連結営業利益が3910億円となり、ドコモの2475億円を逆転。通期予測も従来予測の9000億円から上方修正し、ドコモの8400億円を上回る見通しとされています。その背景には、7月に米スプリントを買収したことで、日本の2.5倍にあたる3億5千万台の携帯契約数をもつ米市場への足がかりを得たことにあるようです。
  
ソフトバンクとスプリントのスマホ販売台数は2650万台で、これはドコモやKDDIを大きく上回り、日米合わせた市場にして3位にあたる規模です。これを活かし両社は営業費用や設備投資を圧縮しているとのこと。こうしてうまれた余剰資金を米市場での開拓に振り向ける戦略で、スプリントは今後、スマホの基本料金をライバルのVerizon、AT&Tより割安に設定、データ通信も無制限に利用可能にするなど差別化を図るようです。
  

国内市場に重点的に取り組むKDDI

米市場に目を向けるソフトバンクとは違い、KDDIは国内市場に重点的に取り組むようです。スマホと固定回線をセットで契約すると使用料を割引くなど、各種サービスのさらなる浸透を目指す施策が功を奏し、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)制度を利用した顧客流入数は7月時点で22ヶ月連続首位となりました。
  
解約率も低下しています。ソフトバンクの約1%、ドコモの約0.9%に対し、KDDIは0.5%前後と低水準で推移しています。通信障害で失った信頼を回復するための抜本対策は、当初予想の8月末完了を前倒しできる見通しで、近く作業が終わる予定とされています。
  

独り負けのドコモ、戦略の見直しか

MNPで顧客流出が続くドコモは、iPhoneに匹敵する人気端末の定着に腐心しているようです。夏モデルではXperiaとGALAXYを大幅に割引販売する「ツートップ戦略」が成果を上げ、7月の契約数は2ヶ月ぶりの純増に転じました。しかしMNPによる流出は止まらず、抜本的な対策とはなっていないようです。
  
鍵になるのは、やはり噂され続けているiPhoneの新機種投入です。ドコモの加藤社長は「(iPhone導入に関わらず)秋冬の商戦ではスリートップ、全トップだってあり得る」と、ツートップ戦略からの転換を示唆していますが、iPhoneを取り扱うソフトバンクとKDDIに対しMNPで独り負けが続く現状を考えるとあまり猶予はないようです。
  
業界ではアップルが9月にもiPhone新機種を発表すると取り沙汰されていて、ドコモが導入するのか、その動向に注目が集まっています。iPhoneを扱うようになれば大量の顧客がドコモに流入する、と予想している業界関係者の指摘もあり、秋の導入は現実味を帯びてきたようです。
  


記事では、スマホの販売比率が高まると同時に、市場のグローバル化も発展。スマホメーカーの競争力も世界規模で明暗が分かれ、どのメーカーのスマホを扱うかでその勢力図は大きく変わりかねない。また、本年度下期の事業展開によって来年以降の収益に大きな影響が出てくるだろう、とも指摘しています。
  
筆者はソフトバンクのiPhoneユーザーですが、ドコモのiPhone導入があれば国内3社の競争はさらに活発になるでしょう。料金やサービスなどで各社とも差別化を図るでしょうから、ユーザーとしては自分に合う選択肢が増えることは良いことだと思います。新型iPhoneの詳細も気になりますが、今後の国内キャリアの動向にも注目ですね。
   
参照元:SankeiBiz
執 筆:あちゃ

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